こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/14付の「DailyOutlook」では、FRBメンバーの発言について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『この2週間、複数のFRBメンバーから「経済の不透明感が増せば適切に行動する」といった旨の発言が続いた。5月30日にクラリダ副議長、6月4日にパウエル議長、5日にブレイナード理事がコメント。これを受け、市場では19年12月時点の米政策金利(FFレート)見通しについて、1ヵ月前は据え置き若しくは1回利下げと見る向きが8割弱を占めていたが、現在(日本時間14日朝)は2回若しくは3回利下げが7割弱となっている。市場は、従来想定以上にFRBは柔軟に対応する用意があるとみている』と伝えています。

続けて、株式市場は世界の金融市場に影響力を持つFRBメンバーの発言を好感していることを挙げ、『6月13日時点のS&P500は前月末比5.1%上昇、TOPIXは1.9%上昇している。7日発表の5月米雇用統計は非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に下回ったにものの、早期利下げ観測から株価は上昇。足元の株式市場は、通常なら経済減速とネガティブに反応しそうな材料をポジティブに捉える素地があるといえそうだ』と分析しています。

さらに、『目先、市場の注目は6月28日、29日のG20(20ヵ国・地域)首脳会議で米中首脳会談が開催されるか否かに集まる。開催されたとしても合意は困難と考えるのが無難であろう。だが、現在の相場はFRBの姿勢が下支え要因となっている。株式市場へのマイナスインパクトはそれほどないだろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『市場の米政策金利見通し(19年12月時点)』を紹介しています。詳しくは6/14付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜


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情報提供元:FISCO
記事名:「米中の行方を不安視するなかれ、SMBC日興証券(花田浩菜)