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理想的な一服で中小型株に短期資金が向かうか


 8日の日本株市場は、利食い先行となろうが、先高観の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場はまちまちの展開となり、米長期金利の下落から金融セクターが売られたが、税制改革への期待から下値は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22865円だった。円相場は113円90銭辺りで推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から利食い先行となろうが、前日にバブル崩壊後の戻り
高値を突破しており、想定内の一服といったところであろう。ただし、海外勢によるインデックス買いによる上昇であり、依然として日本株の出遅れ感が意識されているほか、好調な企業業績、日銀の金融緩和政策等を背景に資金流入が続くと考えられる。下値の堅さが意識されるなか、押し目買いから上値追いの動きも次第に強まる可能性がありそうだ。

 とは言え、決算が本格化しているなか、決算内容を見極めたいところであり、引き続き海外勢の物色の影響を受けやすいだろう。日経平均は23000円に迫るなか、いったんは利食いも出やすいところであり、短期的には出遅れ感のあるセクターや中小型株に短期資金が向かいやすくなりそうだ。もっとも、日経平均は過熱感が警戒されているものの、売買代金は3兆円こそ上回って推移しているが、ピーク感はない。出来高は20億株を上回ったのは、10月以降、10月30日と11月1日の2回のみである。
(村瀬智一)


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