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Oracle21cの新機能をはじめ、さらに利便性を向上 「SI Object Browser for Oracle 21.1」をリリース


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000240141&id=bodyimage1

株式会社システムインテグレータ(本社:さいたま市中央区、代表取締役社長:梅田 弘之、東証1部:証券コード3826、以下「当社」)は、データベース開発支援ツールの最新バージョン「SI Object Browser for Oracle 21.1」を2021年8月4日に販売開始します。

本バージョンでは、Oracle Cloud Infrastructureが提供する「Oracle Database 21c」(以下「Oracle 21c」)にいち早く対応し、動作環境の追加およびOracle 21cにおける新機能に対応しました。
また、かねてより要望の多かった機能の追加も併せて行っております。

■SI Object Browser for Oracle 21.1 新機能
「SI Object Browser for Oracle 21.1」では以下の機能を追加しました。

<動作環境>
・Oracle Database 21cに対応(Oracle Cloud Infrastructure)
・Windows 10 バージョン 21H1に対応

<新機能>
・ネイティブJSONデータ型(Oracle 21c 新機能)に対応
・ブロックチェーンテーブル(Oracle 21c 新機能)の作成機能を追加
・段階的なパスワード・ロールオーバー(Oracle 21c 新機能)の設定機能を追加
・接続先リストの外部ファイル入出力機能を実装
・一覧系画面の外部ファイル出力機能を実装

以下に今回のバージョンアップにより「SI Object Browser for Oracle 21.1」に実装した新機能の概要をご紹介します。

(1)ネイティブJSONデータ型 (Oracle 21c 新機能) に対応
Oracle 21cより、テーブルカラムに利用できるデータ型に「JSON」(※1)が追加されました。
Oracleの以前のバージョンでもJSONデータは扱えましたが、取り扱いはVARCHAR2やLOBを使用する必要がありましたので、JSONデータ型が扱えるようになったことで、参照や更新における速度向上が見込めます。
これにともない、「SI Object Browser for Oracle 21.1」では、テーブル作成時にデータ型として指定できる選択肢に「JSON」を追加し、データベース上はバイナリデータのため読むことが難しいJSONデータを参照時に自動で変換し可視化できるようになりました。
また、JSONデータを階層構造に成形できる機能も実装していますので、編集時には効率よく作業を行うことが可能です。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000240141&id=bodyimage2

(※1)JSONとは
JSONとは「JavaScript Object Notation」の略で、「JavaScriptのオブジェクトの書き方を元にしたデータ定義方法」のことです。

(2)ブロックチェーンテーブル(Oracle 21c 新機能) の作成機能を追加
Oracle 21cより、ブロックチェーンテーブル(※2)の作成が可能となりました。
「SI Object Browser for Oracle 21.1」では、テーブル作成時にブロックチェーンテーブルを作成できるオプションを用意しました。ブロックチェーンテーブルを作成するためのDDL文を意識することなく、GUIにて簡単に作成することができます。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000240141&id=bodyimage3

(※2)ブロックチェーンテーブルとは
ブロックチェーンの技術をテーブルに応用したもので、データ追加のみが行われ、ハッシュの計算が常時実行されるため、データ改ざんに対して強靱なテーブルを実現することができます。

(3)段階的なパスワード・ロールオーバー (Oracle 21c 新機能) の設定機能を追加
Oracle 21cより、段階的なパスワード・ロールオーバー機能が搭載されました。
この機能を利用すると、ユーザーが新しいパスワードを設定した後に、旧パスワードを失効させるまでの時間を設定することが可能となります。設定期間中は新旧のバスワードが両方使えるようになり、設定期間後に旧パスワードが使えなくなる仕組みです。
これにより、ユーザーのパスワード変更に伴うアプリケーションのダウンタイムを発生させることなく、セキュリティを確保することが可能になりました。
「SI Object Browser for Oracle 21.1」では、このパスワード・ロールオーバーの機能を利用するための設定を、プロファイルの画面から行えるようGUIで視覚的に設定できるようになりました。

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000240141&id=bodyimage4

(4)接続先リストの外部ファイル入出力機能を実装
SI Object Browserは、以前から、データベースの接続先を登録することで、ログインの度に発生する接続情報の入力操作を省略することができます。この登録された接続情報はインストール端末に保存されていますが、「SI Object Browser for Oracle 21.1」では、外部ファイルに出力し、別の端末にコピーすることが可能となりました。
この機能により、データベースへの接続設定をさらに容易にし、開発環境の構築を効率よく行うことができるようになります。

(5)一覧系画面の外部ファイル出力機能を実装
SI Object Browserは、以前から、ユーザー情報やデータベースの初期化パラメータなど、GUIの一覧で参照できる機能を数多く提供しています。
「SI Object Browser for Oracle 21.1」では、各種一覧画面の情報をExcelやクリップボードに出力できるよう機能を拡充しました。これにより、SI Object Browser上で参照した一覧の情報を外部ファイルにまとめることができるので、資料としての保管や管理を行うことが可能となりました。


■「SI Object Browser」シリーズ製品の販売計画
「SI Object Browser」シリーズは、1997年の販売開始以来、日本国内で19,500社、450,000を超えるライセンスの販売実績(2021年6月末日時点)があり、データベース関連ツールとして広く使用されております。
また、「SI Object Browser for Oracle」は、SI Object Browser シリーズの看板製品であり、多くのOracleエンジニアに使用されています。この度のOracle Database 新バージョンに対応したことにより、更に売上が拡大すると見込んでおり、2021年度から3年間で約9億円、「SI Object Browser」シリーズ全体では、同年から3年間で約24億円の販売を見込んでおります。


【株式会社システムインテグレータについて】
会社名:株式会社システムインテグレータ
証券コード:3826 (東証1部)
代表者:代表取締役社長 梅田 弘之
本社所在地:埼玉県さいたま市中央区新都心11-2 ランド・アクシス・タワー32階
設立:1995年3月
資本金:3億6,771万円
URL:https://www.sint.co.jp/

事業内容
・パッケージソフトウェアおよびクラウドサービス(SaaS)の企画開発・販売、コンサルティング(ECソフト、ERP、開発支援ツール、プロジェクト管理ツール、プログラミングスキル判定サービスなどの自社製品・サービス)
・AIを使った製品・サービスおよびAI関連のソリューションの提供・支援

■本件に関するお問い合わせ
株式会社システムインテグレータ
Object Browser事業部:後迫(うしろざこ)
TEL:050-3501-0265/FAX:03-5768-7884/E-Mail:oob@sint.co.jp

※ 記載されている商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ 本広報資料の転送/引用は、ご自由にご利用ください。
※ ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発行日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



配信元企業:株式会社 システムインテグレータ
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