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野村総合研究所、デジタルアセットのカストディアン「Komainu」との間で出資と共同開発に関する契約を締結


株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、デジタルアセット(*1)のカストディアンであるKomainuHoldings Limited(本社:英国領ジャージー島、CEO:Jean-Marie Mognetti、以下 「Komainu(コマイヌ)」)への出資契約を1月15日に締結しました。出資金額は2億円、出資比率は2.1%です。あわせて今後の両社の事業拡大に向け、デジタルアセットのカストディサービス(*2)に関連した業務アプリケーションを共同で開発すること(以下「本協業」)に2月25日に合意しました。

昨今、社会全体のデジタル化が進み、金融分野では既存の暗号資産に加えてさまざまな形態のデジタルアセットが登場し、流通していくことが予想されます。デジタルアセットの社会への浸透に伴い、投資家から信頼性と透明性の高い資産管理の仕組みが求められるなど、金融機関においてもその取り扱いに関する厳格性への要請が高まっていきます。

Komainuは、HSM(*3)(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)を活用した革新的な暗号鍵管理技術と、金融機関における資産管理プロセスを融合することで、強固なセキュリティ・ガバナンスと高度な柔軟性の両立を実現したカストディサービスを提供しています。同社のサービスは英国当局であるJFSC(Jersey Financial Services Commission)からも承認されており、金融機関が求める品質に対応したものとなっています(*4)。

今回、NRIは、Komainuに出資を行うとともに、デジタルアセットの資産運用に関わるさまざまなサービスに適用する業務アプリケーションを、共同で順次開発することとしました。本協業により、NRIとKomainuの双方がもつ技術力、既存および今後開発するソリューション、人的リソースなどを相互に活用して、世界の金融機関にデジタル時代に即した信頼性の高い資産運用インフラを提供していくことが可能となります。Komainuは今後カストディ対象資産やサービスの拡張を計画しており、NRIはアプリケーションの提供を通じてKomainuの成長を加速させていきます。

NRIは、Komainuとの協業を通じて、今後も積極的にデジタルアセット向けのソリューション開発を行い、国内外のマーケットへ提供していきます。


図:KomainuのサービススキームおよびNRIとの協業の方向性

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000232551&id=bodyimage1




*1 デジタルアセットとは、暗号資産、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)、STO(Security Token Offering:証券トークン発行)などの資産価値のあるデジタルデータのこと
*2 カストディサービスとは、投資家に代わって資産を保管・管理するサービスのこと
*3 HSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)とは、外部から不正に解析・読み取り・改変することが非常に困難な設計がされている鍵管理専用のハードウェアのこと
*4 詳細はKomainuのウェブサイト(https://www.komainu.com/)を参照



配信元企業:株式会社野村総合研究所
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