沖縄音楽の祭典「琉球フェスティバル2016」今年も開催決定! 6月24日(金)チケット発売開始!!
- 2016年06月23日 10:00:00
- マネー
- Dream News
「琉球フェスティバル」
ルポライターとして名を馳せた故・竹中労によって提唱され、沖縄の島々に伝わるうたを広く伝えるべく1974年に東京・日比谷の野外音楽堂にて初めて開催されたのがこの『琉球フェスティバル』です。翌75年にも開催され、その後ブランクを経て1995年に大阪で、96年には東京でも再開、2016年の今年、東京では21回目を数えることとなりました。
96年の再開第1回目では有明コロシアムでの2days、97年の日本武道館、98年以降の日比谷野音での開催、と東京の沖縄音楽ファンが待ちに待つ一大イベントとしてすっかり定着しました。
これまでの出演者には、故・嘉手苅林昌、故・登川誠仁、知名定男、故・照屋林助、国吉源次、山里勇吉、山里ユキ、大城美佐子、古謝美佐子といった民謡界の大御所から、新良幸人、大島保克、よなは徹、池田卓といった、将来の沖縄音楽界を引っぱっていくであろう中堅・若手の実力派、そして沖縄音楽を世界に紹介した喜納昌吉&チャンプルーズ、りんけんバンド、ネーネーズ、ディアマンテスといったグループ、そしてビギンや夏川りみ、ORANGE RANGEといったメジャー勢まで、その総数は70組を越えます。さらに奄美の唄者(=歌手)たちもその舞台に登場、琉球音楽の文化圏としての広がりも感じさせます。
その土地で生まれたトラディショナルなうたとコンテンポラリーな様式のうたがひとつのイベントに同居する「沖縄県内でもなかなか見ることの出来ないラインナップ」としばし言われるイベントが、この『琉球フェスティバル』なのです。
【公演詳細】
琉球フェスティバル2016
日時:10月2日(日) 開場15:15/開演16:00
会場:東京・日比谷野外大音楽堂(雨天決行)
出演:うないぐみ(古謝美佐子・宮里奈美子・比屋根幸乃・島袋恵美子)
大工哲弘 with 大工苗子/パーシャクラブ/しゃかり/下地イサム
よなは徹/園田エイサー
司会:ガレッジセール
料金:前売¥7,000/当日¥7,500(全席指定・税込)
チケット発売日:6月24日(金)
【プレイガイド】
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:297-849)
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:71155)
・イープラス http://eplus.jp/
・銀座わしたショップ 03-3535-6991
・M&Iカンパニー 03-5453-8899
主催:テレビ朝日/ぴあ/文化放送/InterFM897
お問合せ:M&Iカンパニー 03-5453-8899
http://www.mandicompany.co.jp/RyukyuFestival.html
沖縄音楽ファンが待ちに待つ一大イベント「琉球フェスティバル」。今年も実力派唄者が勢揃いします!
16年の秋。21回目を迎える「琉球フェスティバル」である。
昭和49年(1974年)とその翌年に開かれた同名の祭典を、新世代のファンの願いと共に復活させたのが、東京公演としては1996年。以後、フェスティバルは途切れることなく今に続いてきた。
嘉手苅林昌、照屋林助、登川誠仁など戦後の土台を築いた先人の多くは、もはやライブで見ることはかなわないものの、第二、第三世代はもちろん、第四世代ら若手たちの伸長もめざましい。「琉フェス」は、東京にいながらにして、こんな彼ら彼女たちによる「島の歌の今」を満喫できる最高のステージである。今年も、その豊かなリズム、その熱いメッセージを堪能いただきたい。
◯八重山歌謡の大御所、大工哲弘は、昭和の「琉球フェスティバル」の時代から本土に島唄を紹介してきた人物だ。多様なジャンルとの交流でも知られ、久保田麻琴プロデュースによる『BLUE YAIMA』(13年)も話題になった。昨年は「八重山(やいま)うた大哲会」を結成し、加えて、この7月に正式発足した各民謡団体をまとめる沖縄県民謡合同連合会の代表も務める。奥さんの大工苗子は、琴や踊りの名手としても活躍する。
◯うないぐみは、古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃、島袋恵美子の女性4人によるグループ。「うない」とは姉妹のことで、国際的な活動をする古謝を中心に、女性の視点から沖縄の今を捉え直してみせる。2015年には坂本龍一との共同制作で「弥勒世果報(みるくゆがふ)」を制作、このシングル盤の収入はすべて辺野古基金に寄付されている。
◯2002年以来、欠かさずステージに上るパーシャクラブは「琉フェスのバンド」とすら言えるかも。リード・ボーカルは、もちろん八重山歌謡の雄、新良幸人。本来は伝承歌で鍛えた名シンガーだが、ここ日比谷野外音楽堂でのステージだけは(?)、とてつもなくハジケた異形で登場するのが定着している。はたして今年は…。
◯同じく、日比谷野音のライブに欠かせないのが、よなは徹。この3月にアルバム『Roots~琉楽継承 其の一』を発表し、琉球古典から古い俗謡まで歌いこなせる稀有なシンガーとしての実力をしっかりと聴かせてくれた。今年は同アルバムのツアーの真っ最中だが、日比谷野音はそのフィナーレとなるかも知れない。
◯2004年の出演以来となるのが、ちあきをリード・ボーカルとする「しゃかり」。島唄の素養をベースとして、女性らしい現代沖縄ポップの「型」を作ったのがこのグループだ。ちあきは、初代ディアマンテスのフロント歌手でもあった人。昨年、10枚目となるアルバム『Life』を完成させたが、ARIAのバイオリンと共に、その洗練されたサウンドを期待される。
◯宮古島のシンガー、というよりも、宮古島独特の言葉を「武器」に孤高の沖縄ポップを作り上げたのが下地イサム。2年ぶりのステージとなる。新良幸人とのユニット「SAKISHIMA meeting」での国内外での活動や、BEGINの島袋優との「シモブクレコード」での活動などでも知られるが、その容姿の良さも評価されてモデルとしてもメディアに登場している。
◯エイサーは、現代沖縄の代名詞の一つと言っていいはずだ。園田(そんだ)青年会は、今や全国に広まったエイサーのリズム・アンサンブルや踊りにおいて、最も影響を及ぼす「チーム」。今年の「琉フェス」では、同青年会のOBを筆頭に、これぞ「ソンダのエイサー!」というエッセンスを聴いていただく。
◯そして司会は、いつものようにガレッジセールの、ゴリ、川田の二人が担当。テレビや映画などにも忙しい二人だが、なによりゴリが座長となった「おきなわ新喜劇」の活動が嬉しい。ローカルに根を張って(張れて)こその沖縄らしさ。彼らの最新演目の一つ「世界のヤッケームン大会」は、もちろん、「琉フェス」の後に開催される「第6回世界のウチナーンチュ大会」のお笑いバージョンだ。
藤田正(音楽評論家/「コザ・てるりん祭」プロデューサー)
【出演者プロフィール】
■ うないぐみ
沖縄民謡の古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃、島袋恵美子の4名からなる女性グループ。「童神」で知られる古謝美佐子を始め初代ネーネーズに在籍した宮里、比屋根に加え、かねてから親交のあった島袋が参加して2014年から正式に活動を始める。「うない」とは沖縄方言で「姉妹」の意味。4人とも沖縄民謡に精通した実力派民謡歌手の集まりで、4名のユニゾンとともに各メンバーのソロも演唱する。レパートリーも伝統的な沖縄民謡からオリジナル曲、カバー曲まで多種多彩。2014年暮れに全国5カ所で単独ソロデビューコンサートを行い2015年1stアルバム「うない島」を一般発売。最新作は2015年10月発売の坂本龍一氏とのコラボシングル「弥勒世果報-undercooled」。プロデューサーは佐原一哉。
http://www.kojamisako.com
■ 大工哲弘(だいく てつひろ)
1948年、沖縄県八重山郡石垣市字新川に生まれる。1968年、本格的に八重山民謡を山里勇吉に師事。県内外及び海外コンサートにも多く出演、中・東・北欧、米国、中米などで公演行い、96年には南西アフリカ5カ国巡回コンサート。98年・東南アジア諸国。99年・環太平洋4カ国、2011年は南米4カ国巡回コンサートを実現し世界せましと活動を続けている。さらに世界の民族音楽家、ジャズやロックのミュージシャンなどとの共演活動も意欲的に行っている。CDアルバムも20数枚リリース。2013年は「ブルーヤイマ」を発表。99年に沖縄県無形文化財(八重山古典民謡)保持者に指定される。2015年・琉球民謡音楽協会名誉会長に就任、同年、全沖縄の民謡協会9団体の共同代表となる。八重山地方に伝承される多彩な島の歌をこなし八重山民謡の第一人者として地位を築いている。その島唄に愛情を込めて歌う姿勢には共感者が多い。また八重山民謡教室の支部を全国に持ち、沖縄・八重山民謡の普及・育成にも力をそそぐ。現在、沖縄でもっとも幅広い活動をしているミュージシャンである。
http://www.daiku-tetsuhiro.com
■ パーシャクラブ
八重山民謡界の旗手・新良幸人をヴォーカルに据え1993年に結成。洋楽エッセンス溢れる斬新なアレンジを施した沖縄、八重山民謡やオリジナル曲、そしてそのパフォーマンスで若者を中心に絶大な支持を得る。円熟を増した新良のヴォーカル、それを支えるバッキング、ますます冴え渡るステージングで、今や沖縄最高のLIVEバンドの地位を確立。これまでにアルバム9枚、シングル5枚、DVDを1枚リリース。
http://parsha.myhp.me
■ しゃかり
1998年春に結成された“しゃかり”は、チアキ(ヴォーカル・三線)、カンナリ(プロデューサー兼パーカッション)による二人組の沖縄ポップスユニット。チアキの透明で伸びやかな力強い歌声と、カンナリが生み出す沖縄テイストの親しみやすいサウンド、歌詞に託されたポジティブなメッセージは、幅広い層から「元気をもらえる歌」と強く支持されている。天に届くかのような真直ぐに伸びるチアキの歌声は、自然が生み出す空気のように包み込む優しさがあり、今の沖縄で暮らす彼女たちの等身大の気持ちや音が表現されている。ユニット名の“しゃかり”は、チアキの生まれ育った北谷町「謝苅」(じゃーがる)の読み方をアレンジしたもの。2008年10周年を迎え、初のベストアルバム『僕という名の地図』を発売。2009年には、8枚目シングル『結まーる』を発売、日本青年会議所第58回全国会員大会沖縄那覇大会テーマソングに起用された。2013年結成15周年記念アルバム「温故知新」を発売。2015年、10枚目のアルバム「Life」発売。
http://www.syakari.jp
■ 下地イサム(しもじ いさむ)
1969年生まれ。沖縄県宮古島市平良出身。オリジナル曲のほとんどを、自身の出身地宮古島の言葉(ミャークフツ) で歌うオンリーワン・アーチスト。高校卒業後、音楽とは無縁の生活をしていたが、30歳の時に転機が訪れ、シンガーソングライターになる。2002年8月にインディーズでシングル『我達が生まり島』をリリース。2005年にはインペリアルレコード(テイチクエンタテイメント)からメジャーデビューを果たし、これまで12枚のアルバムをリリース。「SAKISHIMA meeting」(新良幸人×下地勇)や「シモブクレコード」(BEGINのギタリスト島袋優とのユニット)など、ソロ以外でも活動の幅を広げている。また、岩﨑宏美、夏川りみ、NENEZ等、数々のアーティストへの楽曲提供も行っている。2015 年12 月、11 枚目のアルバム『THE HUMAN GIFT』の発売を機に、『下地イサム』へ改名し、現在は沖縄本島を拠点に、県外・海外でのライブ活動を展開中。今年4/6に完全宮古用言企画アルバム『スマフツ~THE GOLDEN LANGUAGE』をリリース。
http://isamu.arize.jp
■ よなは徹(よなは とおる)
沖縄県北谷町にうまれた、島うた界における斬新な歌者・よなは徹。数多くの賞を受賞した琉球古典音楽の師範として、更に国指定重要無形文化財『組踊』の伝承者としても多くのリスペクトを浴びる中、ヨーロッパから南米まで世界各地での公演をはじめ、森山良子、スピッツ等とのポップスアーティストとの競演、テクノサウンドとのコラボ、ビートルズのカバーアルバムへの参加など琉球古典・島唄と言うフィールドを越えた活動で沖縄音楽界を支える一人と言っても過言では無い。3月に琉球古典音楽集「Roots~琉楽継承 其の一」をリリースした。
■ 園田エイサー(そんだ えいさー)
園田エイサーは旧越来村西里部落のヤキマージエイサーが、戦後園田に移り、今に受け継がれているものです。ヤキマージエイサー時代は男性だけのエイサーでありましたが、1959年に名称を園田エイサーに変えると同時に女性の踊り手も加わるようになりました。特徴は、テンポの速い曲に、切れ目のない曲のつながり、大太鼓・締太鼓の力強い動きとバチさばきです。
http://www.sonda-eisa.info
■ ガレッジセール
共に那覇市出身のゴリ(本名:照屋年之)と川田(本名:川田広樹)で結成された吉本興業所属の人気お笑いコンビ。1995年5月コンビ結成。
◯代表作:NHK「ちゅらさん」シリーズ/CD「笑顔のまんま」テイチク エンターテインメント(BEGIN with アホナスターズとして)/CD「あんやんてぃんどう」日本伝統文化振興財団(沖縄サンゴオールスターズ with ガレッジセールとして)/他多数
また現在は、55年の歴史を誇る吉本新喜劇と、沖縄の歴史・文化・風習を取り込んだ完全オリジナルの「おきなわ新喜劇」を立ち上げ、ゴリを座長とし、沖縄でしか観られないガレッジセールならではのコンテンツを生み出している。
【ガレッジセール】http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=016
【おきなわ新喜劇】http://okinawa-shinkigeki.com
【会社概要】
■ 会社名:株式会社エムアンドアイカンパニー
■ 代表者:一瀬啓永
■ 設 立:1982年5月10日
■ 所在地:東京都渋谷区富ケ谷1-44-8 7F
■ TEL:03-5453-1011
■ URL:http://www.mandicompany.co.jp
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