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UHDアライアンス、新しい「映画制作者モード」に向けて映画制作者、家電メーカー、ハリウッド・スタジオと協力



新しい「映画制作者モード」で映画やテレビ番組の創作意図を保持

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- UHDアライアンス(UHDA)は本日、家電業界のリーダー企業、ハリウッド・スタジオ、映画制作企業と共に、映画やテレビドラマを視聴するための新しい視聴モード「映画制作者モード」で協力すると発表しました。





UHDアライアンス会長を務めるワーナー・ブラザースのマイケル・ジンクは、次のように述べています。「ポール・トーマス・アンダーソン、ライアン・クーグラー、パティ・ジェンキンス、マーティン・スコセッシ、クリストファー・ノーランが、映画の映像体験を家庭に拡張することをUHDAに持ちかけてきた時、私たちはこの話に是非参加したいと思いました。また私たちはそれに最も適した立場にもあります。支援会員である家電メーカーの超高精細テレビは、さまざまな視聴手段を提供でき、映画コンテンツのための映画制作者モードを追加することができます。これは、さまざまな優れた映画制作者からの意見に基づいたものであり、消費者が映画制作者の視点をより良く体験する方法を提供します。」



現在のテレビは、高度な映像処理機能を使用して、スポーツからビデオゲームまで、さまざまな種類のコンテンツを視聴する幅広い選択肢を消費者に提供しています。映画制作者モードでは、視聴者は、すべての後処理(モーション・スムージングなど)を無効にして、本来のアスペクト比、色、フレームレートを維持することができ、映画やテレビ番組を映画制作者の意図したとおりに表示し、UHDテレビで映画を見る際により映画品質の映像体験を楽しむことができます。



「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」や、近日公開予定の「荒野行動(Knives Out)」の監督であるリアン・ジョンソン氏は、「映画制作者モードが優れているのは、映画が制作された時の意図を純粋にそのまま表現できることです」と述べています。



LGエレクトロニクス、パナソニック、VIZIOは、映画制作者モードをサポートすることを発表し、創作意図を家庭に届けることに関心を示しました。具体的な製品や実装計画は、各企業が適宜発表する予定です。



「ダンケルク」、「インターステラー」、「ダークナイト三部作」など、評価の高い映画の有名な監督であるクリストファー・ノーラン氏は、次のように述べています。「現在のテレビには並外れた技術的機能があり、その新しい技術を活用して視聴者が家庭でも私たちの作品を元の創作意図にできるだけ近い形で見ることができるようにすることが重要です。映画制作者モードでは、テレビメーカーとの協力により、映画制作者の意見を集めてシンプルな原則としてまとめ、フレームレート、アスペクト比、色とコントラスト、実際のメディアでのエンコーディングを尊重できるようにしています。そして、テレビがこれを読み取って適切に表示できるようにします。」



スタジオと家電メーカーは長い間協力して新しいエンターテインメントの技術と体験を消費者に提供してきましたが、映画制作者モードは、クリエイティブ業界のリーダーがこの活動に加わる初めての協働作業となります。



「ブラックパンサー」や「クリード」の監督であるライアン・クーグラー氏は、次のように述べています。「家庭で映画がどのように体験されるかを特に気にかけているのは、映画が最も長い間楽しまれるところが家庭だからです。映画は家庭で何度も繰り返し視聴され、体験されます。テント内のアーティストが映画制作者モードについて家電メーカーに相談し、意見を出せるようにすることで、協力して消費者の体験を映画館での映像体験にさらに近づけることができます。」



特に、画像モードの中には、ユーザーがいろいろなメニューで設定することが必要なものがありますが、映画制作者モードでは、コンテンツに埋め込まれたメタデータによって自動的に有効化されるか、1回のボタン操作で有効化されますので、消費者が複数のメニュー・レベルを移動して映画制作者モードを有効化する必要はありません。また、映画制作者モードでコンテンツを表示できるディスプレーを見つけやすくするため、名称と設定は複数のテレビ・ブランドで統一されます。



「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」や「ファントム・スレッド」などの映画を監督したポール・トーマス・アンダーソン氏は、次のように述べています。「現在のテレビは非常に進歩していることから、今は映画制作者モードを導入する絶好の機会です。テクノロジーで実現できることを無視することはできません。このような機能を用いて、映画制作者の意図を保持し、芸術の目的を維持することができます。」



UHDAは、映画制作者、スタジオ、家電メーカーの意見を統合することに加え、クリエイティブ業界関係者に幅広く声をかけて意見を聞き、優先順位を特定しました。映画制作者モードの仕様開発プロセスの一環として、UHDAはアメリカ監督組合やフィルム・ファウンデーションと協力し、意見を求めました。



著名な監督のマーティン・スコセッシ氏は、次のように述べています。「私が1990年にフィルム・ファウンデーションを設立したのは、映画を保存し、映画制作者の本来のビジョンを守り、視聴者が映画制作者の意図したとおりに映画を体験できるようにするためです。現在、ほとんどの人が古典映画を映画館ではなく自宅で観ています。映画として見られることに特化した仕様を持つこのような映画を表示する場合、映画制作モードが特に重要になります。」



「ワンダーウーマン」の監督のパティ・ジェンキンス氏は、次のように述べています。「撮影では毎日、ストーリーをどのように表現して伝えるかについて何百もの決定を行っています。1つの決定だけで映画ができあがったり台無しになったりすることはありませんが、累積的な効果によって思い描いたとおりの映像と感触の映画が作られます。映画制作者として、私はその映像をあらゆる可能な視聴環境に引き継ぎたいと思っていますし、また、視聴者もそれを求めていると思っています。映画制作者モードにより、このようなあらゆる選択の結果を家庭でも体験することができます。」



UHDアライアンスについて



UHDアライアンス(UHDA)は、約40社の会員企業で構成され、次世代のプレミアム家庭内エンターテインメント・プラットフォームを完全実現して促進するエコシステムの構築を目指して連携する大手エンターテイメント・スタジオ、家電メーカー、コンテンツ販売会社、テクノロジー企業の世界的な連合体です。UHDAの理事会は、ドルビーラボラトリーズ、パナソニック、サムスン電子、テクニカラー、ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース・エンターテイメント、エクスペリの役員から構成されています。UHDアライアンスの詳細については、experienceuhd.comをご覧ください。



UHDA仕様および関連するライセンス条件に関心のある企業は、uhdalliance.org/contact-us/からお問い合わせください。



映画制作者モードに関する映画制作者(ノーラン、スコセッシ、クーグラーなど)の意見は、動画をご確認ください。



UHDアライアンス



UHDアライアンスのプレジデントのマイク・フィドラーは、次のように述べています。「UHDアライアンスの使命の1つは、消費者が優れた4K UHD体験を得られるようにすることです。映画制作者モードができたことで、テレビメーカーは映画制作者の創作意図を最速で消費者に提供する方法を提供することになります。」



アマゾン・プライム・ビデオ



プライム・ビデオのデジタルビデオ再生・配信担当グローバル責任者のBA・ウィンストン氏は、次のように述べています。「アマゾン・プライム・ビデオは、世界のお客さまに最高の視聴体験を提供することに注力しており、このイニシアチブに参加できたことをうれしく思っています。映画制作者モードにより、お客さまは自宅で快適に映画品質のエンターテインメントを自動的に体験でき、また、クリエイターは、作品が意図した通りに視聴されると確信できます。」



パナソニック



パナソニックのビジュアル・サウンドビジネスユニット長である豊島明氏は、次のように述べています。「パナソニックは、長年にわたって、クリエイターの意図を正確に捉える画質を視聴者に提供することに取り組んできました。そのため、当社は毎年、ハリウッドのトップのカラーリストと直接協力し、当社の極限の技術的精度が、クリエイターがグレーディング室で実際に見ているものと同じであることを確認しています。この作業のおかげで、現在、当社のOLEDテレビは、クライアントのリファレンス・モニターとして、多くのスタジオやポストプロダクション・ハウスで使用されています。そのため、多くの監督が提起した問題を耳にした時、当社はUHDアライアンスと協力し、映画制作者モードを実現したいと思いました。」



ユニバーサル



UPHEデジタル配信担当執行副社長のマイケル・ボナー氏は、次のように述べています。「映画制作者モードは有意義であり、家庭でクラス最高の視聴体験を求める映画ファンのためになります。かつてないこの業界横断的な協働作業により、最高の創造性とテクノロジーを効果的に結び付け、映画制作者の独特の映画品質の視点を4K UHDテレビを有する世界の数百万世帯の家庭に直接届けます。」



VIZIO



VIZIOのウィリアム・ワン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「VIZIOでは、消費者が自宅で映画品質のエンターテインメントを楽しめるようにすることに注力しています。有意義な機能とテクノロジーをテレビとサウンドバーに統合し、他のリーダーと提携して、比類ないエンターテインメント体験のための強力でスマートな機能を提供することにより、常に革新を続けています。映画制作者モードのイニシアチブに参加することは、当社のブランド・ミッションの自然な流れであり、視聴者は、VIZIO TVで即座に新たなレベルのエンターテインメントを楽しむことができます。自社が制作するコンテンツが、映画館であれホームシアターであれ、常に最高品質で表示できるようにするために多くのスタジオが参加していることをうれしく思っています。」



ワーナー・ブラザース



ワーナー・ブラザースのワールドワイド・ホームエンターテインメントおよびゲーム担当プレジデントのジム・ワスリッチ氏は、次のように述べています。「当社は、長きにわたって家電メーカーとの協力関係を重視し、ホーム・エンターテインメント体験を絶えず向上させてきました。映画制作者モードをテレビに導入し、創作の視点をさらに適切に維持して家庭に届けることができるよう映画制作者をサポートすることを楽しみにしています。」



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Contacts


Heather Gioco, HoogComm

+1-713-299-1312

hgioco@hoogcomm.com

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