• 調査によれば、デジタルリーダーの多く(54%)は、実際にデジタル戦略を実行するよりも啓発活動に多くの時間をかけています。
  • 最高経営責任者(CEO)は業界の変化を掌握しているとCDOの64%が考えていますが、最高財務責任者(CFO)についてもそのように考えている割合はわずか40%です。
  • CDOは次の役職はCEOになると期待しており、この役職は役員への新たな道となる可能性があります。

チューリヒ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 第一世代の最高デジタル責任者(CDO)を対象とした世界的調査によれば、企業文化の進化が大きな課題となっており、多く(54%)がデジタル戦略の実行よりも啓発活動に多くの時間を費やしています。


世界的経営陣コンサルティング会社のエゴンゼンダーは、世界20カ国の大企業(売上高の合計は1兆ドル)のCDOを調査し、CDOの期待と経験を探り、組織内でデジタル変革を推進するためにリーダーが取るべき行動を特定しました。

CDO Decoded: The First Wave of CDOs Speaks」(CDOの実態:第一波のCDOが発言)と題するこの調査ではまた、CDOの役割と責任についてまだほとんど共通の理解がないことが示されています。指揮系統や主な責任は大きく異なるものの、このグループに共通するのは、草分け的な地位です。圧倒的多数が自社で初めてこの役職についています。

エゴンゼンダーのグローバル・デジタル・プラクティス・リーダーのリンジィ・トラウトは、次のように述べています。「組織も、そして今回分かったことですが、CDO自身も、CDOとは何かをまだ探っている状態です。しかし、明らかなことは、この第一世代の経験が将来企業が取る方向性を決定するということです。」

また、CDOには、デジタルに特化した役職が徐々に時代遅れになるかどうかについて質問を投げかけました。ジョージア・パシフィックのCDOのロブ・バーガー氏は、「私は5年後にはこの職に就いていないでしょう」と語っています。

主な調査結果

企業文化変革の課題

  • 企業文化を進化させることが主な役割であると答えたCDOはわずか10%でしたが、54%は、実行よりも啓発活動に時間をかけていると答えています。
  • 回答者の80%が、企業文化の進化は予想以上に難しいか予想をはるかに超えて難しいと答えています。68%はデータの統合とサイロ化の打破を挙げています。
  • 初めて職に就いた時点で組織がデジタル変革に向けた体制が整っていたと思ったCDOは、わずか25%でした。
  • デジタル変革を達成する上で最も重要な2つの要素として、CDOは経営陣の取り組み(58%)と企業文化(57%)を挙げています。

現在のCDOとは

  • 草分け的グループです。84%が組織内で初めてCDOの職に就いており、65%が就任して3年以内です。
  • CDOは上級職です。63%がCEOに直属しています。

CDOの自信と意欲

  • CDOの42%が、次の役職はCEOだと考えています。
  • 50%が、CDOの職に就いた主な理由として影響力の範囲を挙げています。

推奨事項

エゴンゼンダーは、CDOが確実に成功するためのいくつかの行動を推奨しています。

  • 提唱者であり実行者である人材を採用する:社内文化の変革が必要になる場合は、チームを結集し、ビジョンを表明できるCDOを選びます。
  • 経営幹部の理解を得る:CEOは、最高財務責任者(CFO)や他の財務リーダーを含む経営幹部がCDOの役割を理解し、デジタル変革への投資をサポートするようにしなければなりません。
  • 企業文化を常に念頭に置くこと:組織の意欲的取り組みがなくては何事も起こりません。
  • CDOが自由に強力なチームを結成できるようにする:多くのCDOは新しい才能と専門知識ならびに従来の人材を組み合わせたチームを結成します。
  • さまざまな方法で積極的に成功を評価する:CDOは、自身が担当していない業務の一部であっても、独自のベンチマークを開発して活用する権利を有していなければなりません。

詳細情報

CDO Decoded レポートの全文は、www.egonzehnder.com/cdo-decodedをご覧ください。

編集者への注記

2019年CDO調査について

エゴンゼンダーは、2018年12月に20カ国の107人のCDOについて詳細な調査を実施しました。

エゴンゼンダーについて

エゴンゼンダーは世界的な経営陣コンサルティング会社であり、優れたリーダーシップにより人々、組織、世界に変革を起こすという唯一の目標を共有しています。

エゴンゼンダーは優れたリーダーが持つ力を理解し、お客さまに最善のリーダーシップ・ソリューションを提供することに熱意をもって取り組んでいます。

1つの会社として、当社では40カ国68カ所のオフィスで480人を超えるコンサルタントが個々の力を結集し、1つの強力かつ協調的なチームを作っています。

当社は、公共団体、民間企業、家族経営会社、非営利組織、政府機関に緊密に協力し、ボードアドバイザリー・サービス、CEOサーチと継承計画、エグゼクティブ・サーチ、エグゼクティブ評価、リーダー育成、組織変革といったサービスを提供しています。

エゴンゼンダーは、当社の経営陣コンサルティング業務を支援する多岐にわたる総合的なサービスを提供しています。例えば、AIと高度な分析を用いて職場の社風と業績の向上を目指すスイス・チューリヒのシネクアノン(SQN)に投資し、ロンドンと米マサチューセッツ州ケンブリッジに拠点を置くリーダー育成企業のモビウス・エグゼクティブ・リーダーシップとの戦略的提携では、「人生を一変させる」としばしば参加者が描写する飛躍的な進歩を可能にするCEOおよびエグゼクティブ向けのカスタマイズされたリーダー育成プログラムを提供しています。さらに、エゴンゼンダーはイノベーション・クオティエント(IQ)の開発でハーバード大学のリンダ・ヒル教授により共同創設されたコンサルティング会社のパラドックス・ストラテジーズと提携しています。IQは、ヒル教授の研究に基づいて独自開発した文化診断で、これによりクライアントは組織の文化が革新力を促進あるいは阻害している度合いを把握することができます。

エゴンゼンダーは、優れたキャリア、より強力な企業、より良い世界に貢献することに力を注いでおり、そうすることに誇りを持っています。

www.egonzehnder.com

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記事名:「エゴンゼンダーによる世界規模の調査で、第一世代の最高デジタル責任者(CDO)が直面する課題が明らかに