アイトロンとビンチ・エナジーズがオーストラリア最大の独立スマート照明プロジェクトを構築へ

2019年04月17日 23:50:00
マネー
ビジネスワイヤ

トランスポート・キャンベラ・アンド・シティー・サービシズが、オーストラリアの首都キャンベラでスマートエネルギーとスマートシティーのサービスを提供するため、アイトロンのネットワークを活用

ワシントン州リバティーレーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- アイトロン（NASDAQ：ITRI）、VINCI
Energies傘下のエレクトリクス、トランスポート・キャンベラ・アンド・シティー・サービシズ（TCCS）が協力し、オーストラリアの首都キャンベラでスマート照明、スマートシティー、エネルギーのソリューションを支える産業用モノのインターネット（IIoT）ネットワークの構築に取り組んでいます。キャンベラの街灯やその他の基幹インフラを管理するTCCSは、アイトロンの汎用ネットワークをキャンベラ地域に導入し、アイトロンの集中管理ソフトウエアStreetlight.Visionが管理する同ネットワーク上で街灯をつなぎます。このプロジェクトは独立のスマート照明プロジェクトとしてオーストラリア最大であり、またオーストラリアとオセアニアで最初のエネルギーパフォーマンス契約になります。

このエネルギーパフォーマンス契約に基づき、電気工学・建設・保守サービスの大手プロバイダーであるエレクトリクスが7年間にわたり、街灯ネットワークの運営、保守、アップグレードを行います。TCCSはこの革新的モデルによって、大幅な省エネの達成、環境目標の達成に向けた前進の促進、投資リスクの最小化、契約期間中に割り当てられている年間固定予算の管理ができます。

このネットワークがもたらす当初の恩恵として、エネルギー効率に優れた設置装置による電気保安と省エネがあり、これらは照明のメーターによって追跡できます。長期的には、キャンベラ地域はスマート廃水管理、交通監視、汚染検知、そして同じネットワークプラットフォームを使用するその他のアプリケーションなど、その他のスマートシティーソリューション試験・開発するために開発されるスマートシティー・ラボの恩恵を受けることになります。またアップグレードの一環として提供される新しいデジタル制御の保守管理システムが、ネットワークをリアルタイムでモニタリングして、街灯の故障やケーブルの問題などの不具合を自動的に検知します。

今回は7年間にわたる協業の皮切りとなるものですが、この協業では3つの重要な成果目標、すなわち照明状態の維持、エネルギー効率の達成、キャンベラをスマートシティーにすることへの貢献に傾注します。

アジア太平洋地域の商業・カスタマーイネーブルメント担当バイスプレジデントのポール・ネルセンは、次のように述べています。「オープン標準を基盤とし、世界的な実績があるアイトロンのスマートシティーネットワークは、地方議会やTCCSのような政府機関が、消費者のために市の基幹的サービスを変革するというビジョンを実現する上で、理想的なプラットフォームです。協業と創造性のパワーを示すこの革新的プロジェクトに、TCCSとエレクトリクスと共同で取り組むことに感激しています。私たちは協力して、単一の統合ネットワークの下、スマートシティーアプリケーションを展開できるよう、戦略的で拡張性のあるプロセスを開発していきます。」

エレクトリクスのゼネラルマネジャーのTony
Croagh氏は、次のように語っています。「エレクトリクスは電気インフラ、とりわけ街灯の保守に関して、オーストラリアで広範な専門力を持っています。この特別なプロジェクトでTCCSおよびアイトロンと協業して当社の経験を活用できることは大きな喜びです。」

アイトロンについて

アイトロンは、電気・ガス・水道などの公益企業と都市が100カ国以上の地域社会に、安全性・セキュリティー・信頼性を確保しながら、基幹インフラサービスを提供できるようにしています。当社のポートフォリオは、スマート機能を備えたネットワーク、ソフトウエア、サービス、メーター、センサーから構成されます。これらにより、当社のお客さまがサービスを提供する人々のために、電気・ガス・水道の資源をより適切に管理できるように支援しています。当社のお客さまの成功実現に向けてお客さまと連携することで、世界中の何百万人もの生活品質を向上させ、安全を確保し、福利を促進するお手伝いをしています。アイトロンは、リソースフルな世界の創造に専心しています。ぜひ、当社のwww.itron.comをご覧ください。

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