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学びのデザインを通して「こども食堂」を支援 ~「親子ぬりえ」で楽しく学ぶ体験を共創



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企業教育の支援事業を展開するリープ株式会社(東京都品川区/代表取締役:堀 貴史)は、事業のコアであるインストラクショナルデザインの普及とSDGs推進に向けた取り組みを開始。2022年11月に、地域貢献課題に取り組むSWITCH株式会社(神奈川県横浜市/代表取締役:松澤 寛之)が主催する「TSUNAGU食堂」に参加。学びのきっかけとして「親子ぬりえ」を行い、自己肯定感を高めるアクナレッジメント(承認)と学習の動機づけを体験してもらった。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/338886/LL_img_338886_1.jpg
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●「TSUNAGU食堂」とは
SWITCHが、むすびえ(NPO法人 全国こども食堂支援センター)と連携して毎月行っているSDGs活動の一つで、様々な地域貢献活動を牽引、神奈川県横浜市金沢区で自治体や法人企業の協力を得て、こども食堂の運営を行なっている。中学生以下の子供とその保護者の参加を募り、食糧や弁当の配布を無償で行っている。経済や心の貧困といった課題に向き合いつつも、クイズやゲームなどの全員参加型のアクティビティを取り入れ、主催者はもとより、参画企業と地域サポーターが一緒に参加者を盛り上げ、新しいコミュニティの創出、地域活性化を推進している。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/338886/LL_img_338886_2.jpg
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●自己肯定感を高める学びのデザイン「親子ぬりえ」
リープ株式会社の社員が考案したオリジナルのキャラクター(文鳥のブンちゃん)をぬりえ化。ぬり終わったら、子供だけでなく保護者にも平等に賞状を渡すだけでなく、大人も子供もお互いに、世代やコミュニティの垣根を超えて、良いところや出来たところを見つけ出し、対話をする時間を持つことで、参加者全員の自己肯定感を高める構成に。人材育成においてポイントとなる「やる気(学習意欲)」を生み出す仕組みを、親子の学びに応用した。

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●コーチングの要素“アクナレッジメント(承認)”を大人も子供も分け隔てなく
「親子ぬりえ」では、企業教育の中で活用されている教育工学に基づく学びのデザインや、学習支援に活用されるコーチングの手法を取り入れ、学びの体験を設計した。さらに、企業では馴染みのあるコーチングの要素の一つである“アクナレッジメント(承認)”を取り入れた。

・アクナレッジメント(承認)とは
コーチングの分野において「承認」には3つの種類があるとされており、対象となる人物の性質や置かれている状況、承認する側の立場に応じてアウトプットすることで、自己肯定感や心理的安全性を上げることができる。その人物のポテンシャルを最大限に引き出し、モチベーションを高め、最終的にスキル向上に結び付けることを目的として行う学習支援のテクニックの1つ。

≪1≫「結果の承認」
結果・成果に対して認めること。いわゆる「褒めること」。
例:「すごい!」「さすがだよ」

≪2≫「変化の承認」
変化のプロセスを認めること。
例:「~ができるようになったね」「よく頑張ったね」

≪3≫「存在の承認」
相手の存在そのものを認めること。
例:「おはよう!」「いつもありがとう」

画像7: https://www.atpress.ne.jp/releases/338886/LL_img_338886_6.jpg
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(上記のぬりえの場合)
ゆきだるま、ツリー、トナカイ、サンタクロースが塗り終わったら、その度ごとに☆印を塗ることで達成感と共に「変化の承認」を子供尾自身が得られる。さらに全体が塗り終わった後に、親子で、みんなで成果を実感、相互に「認める(褒める)」というアクションを入れることで「結果の承認」に至るよう設計。一緒にぬりえをした子供、保護者、近くにいる大人など、世代やコミュニティを超えて共創を意識、「認め合う(褒め合う)」ことで「存在の承認」も高めることができる。


●インストラクショナルデザインを活用し「やる気」を生み出す
リープでは、インストラクショナルデザインという教育工学の手法を用いて企業教育の支援を行っているが、そのひとつに「ARCSモデル」というメソッドがある。教育心理学者のジョン・ケラーが1983年に提唱、学習者のモチベーション向上・維持のため、指導者が取るべき行動を「注意喚起(Attention)」「関連性(Relevance)」「自信(Confidence)」「満足感(Satisfaction)」の4つの側面で捉えて提示したもので、図示すると下記のようになる。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/338886/LL_img_338886_8.jpg
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ARCSモデルの強みは、あらゆる学習分野に応用できること。今回の「親子ぬりえ」は、完成例をもとに自身でゴール(どんな色を選んで描くのか)を設定、達成したときに得られる体験(賞状や星を獲得する、みんなでお弁当を食べるなど)を想像してもらい、子供(と保護者)の注意や関心を引き出す。また、実際に作業をして「認め合う(褒め合う)」というワンアクションで会場を盛り上げることで、自信や満足感を味わえるという構成になっている。このようにメソッドに則って環境を整えると、参加者のモチベーションが高まり、自発的な学びを生み出すことができる。


●自社の技術を社会貢献に応用
リープでは、インストラクショナルデザインを取り入れた、成果につながる効果・効率・魅力的な企業教育の普及を目指す。日々提供している研修やトレーニング、教育評価・分析サービスで得た知見や膨大なデータを活用し、持続可能な社会を創るため地域貢献も推進していく予定。TSUNAGU食堂に対しても資金支援のみならず、今回の「親子ぬりえ」のようなアクティビティを提供するなどSDGs活動をより一層推進する。また、自社サービスや技術の新たなヒントをつかみ、日本社会や顧客企業に還元するという意味合いにおいても精力的に活動を続けていく。
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