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【上野マルイ35周年企画】まるで服?アニメ公式~ガチ作品まで25幅の掛け軸をハンガーラック展示






上野マルイ35周年企画は懸垂幕だけじゃない



JR上野正面出口真正面の上野マルイのビルに「ありがとう 開店35周年 感謝祭」という18mの書の懸垂幕が掲げられています。

その書を揮毫した地元の書家 うどよしさんの作品が、地元アーティストの現代アート作品と供に8/25(火)まで展示されています(主催 藝育会)。



タイトル「ハンガー・ディスプレイ」服のように幅(掛け軸)を売る!





YouTube動画 :

https://www.youtube.com/watch?v=YQ4ZUGjaNTk



今回のテーマ「ファッションのようにアートを売る」に合わせてファッション販売の定番のハンガーラックにそれぞれ内容や表具の異なる掛け軸を25幅(掛け軸の単位は「幅」)並べられています。



アートの聖地「上野」からアートリテラシーの向上を行う



当たり前ですが、掛け軸は、1つ1つ壁面展示するほうが見やすいです。

でも、ファッションアイテムだって同じことです。

しかし、みなさん、隙間なく陳列されたスペースから自分に似合う服を見つけ出すことができます。

これは、私達が長年培ったファッションリテラシーがあるかららしいです(簡単に言うと「慣れ」の問題)。

上野は美術館がたくさんあり、多くの人が美術館に1000円~1500円払って、行列して作品を鑑賞されています。

しかし、ほとんどの人は、10万円どころか1万円の作品すら所有せず、自宅でアートの鑑賞したことがありません。



美術館100回より10万円の作品を買う



多くの人は、100回美術館に行くより、10万円の作品を1点買う方が、アートリテラシーは上がるはずです。(もちろん、美術館にも行ってほしいですが…)

例えるなら、トップブランドのファッションショーを何回見ても、普段着のファッションセンスは上がらないようなものですね。



今回の展示で、ファッションアイテムをハンガーから手に取って選ぶように、”現代アートの掛け軸を選ぶ”お客様の行動を含めて「ハンガー・ディスプレイ」という現代アート作品しました。

ちなみに1つ1つ解説を見ていくと、このハンガー・ディスプレイだけで30分は過ごせます。



作品紹介



画像 : https://newscast.jp/attachments/S46jBS8Lf1sPC5JIYemV.jpg



この作品は、初めて現代アートを意識して作成した作品とのこと。

タイトルは「雪隠/Fountain」といいます。

現代アートを少し知ってる人(外国人含めて)からしたら「Fountain(泉)」だけで理解できると思います。

一方で、出光美術館が好きな方なら「雪隠(トイレ)」といえば…わかりますね。

日本美術と西洋現代美術の両方の知識があって、100%楽しめる作品です。

飾るなら潤滑なコミュニケーションを発生させたい場所(企業の応接間など)にも良いんじゃないでしょうか。



まだ世界に2本だけの手塚プロダクション公式の掛け軸



画像 : https://newscast.jp/attachments/2S7cPnd0nX1O7xO0YELW.jpg



私の作品にはアニメモチーフのシリーズがあります。

そこで「手塚プロダクション」の公式書作品を紹介します。

今回出品しているのは、エディションNO.2になります。

(このシリーズはエディションが上がるごとに値段が上がっていきます)

手塚るみ子さん([@musicrobita]{https://twitter.com/musicrobita} 手塚プロダクション取締役、お父さんが手塚治虫さん)からもTwitterで紹介をいただきました。





Twitter投稿 :

https://twitter.com/musicrobita/status/1296418719791484928



その後、手塚るみ子さんのご主人(桐木憲一さん[@musicrobita]{https://twitter.com/kenichi_kiiriki})からもリアクションがあり、その後、好意的なご発言も…





Twitter投稿 :

https://twitter.com/kenichi_kiiriki/status/1296459568999026690



作品はすべてレプリカ エディションNo.増加=価格上昇→希少性の担保



うどよしさんは、「作品」と認めた直筆作品は自分が所有しており他者への販売してないそうです。

この背景には、書は作成時間が大変短く「同じ構図の1点モノを大量生産できる」という特徴があるから。

実は、「ア」の作品は1分もからないので、浮世絵のように、それぞれの工程に他者が関わるレプリカのほうが大変です。

しかし、書は類似構図の1点モノ作品をたくさん書くことができるため、作者すら数を把握できません(1点ものだから把握する必要はない)。

そこで、「作品」と認めたものは、第三者(大日本印刷/プリモアート)に委託管理(撮影、複製)し、指定の職人が表装します。

さらに、版画などエディション(作品数)の上限が決められており、それで希少性を担保していますが、これらの書作品は、エディションの上限を決めない代わりに、エディションNo.が増えるたびに価格が上がっていく仕組みを採用しています(いずれの仕組みも高級ライン5万円~の作品のみ適用)。

どうしてこれが、希少性の担保となるのか、複雑なので、ここでの説明は割愛しますが、アーティストにも購入者にも大きなメリットを生む革命的仕組みです。

ともあれ、1点ものではないファッションアイテムと似ている仕組みなので「ファッションのようにアートを売る」というコンセプトにも一致しています。



■在廊日時/会場



8/21(金) 終日

8/22(土) 13時30分~

8/23(日) できるだけ行く

8/25(火) 終日 ※最終日なので18時まで

場所 上野マルイ(JR上野駅すぐ)正面1F右特設会場

みなさん、是非、週末は上野マルイ1F 藝育会主催の「上野の未来展」に足をお運びください。

書以外にも黄金の便器など、見るだけで楽しめる作品がたくさんあります!



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