レーバークーゼン、ブンデス史上初の無敗優勝 シャビアロンソ監督「欧州全体においても特別」

アウクスブルク戦に勝利し、ガッツポーズするシャビアロンソ監督（AP）

＜ブンデスリーガ：レーバークーゼン2－1アウクスブルク＞◇最終節◇18日◇レーバークーゼン

初優勝を決めていたレーバークーゼンがホームでアウクスブルクを2－1で下し、リーグ史上初の無敗優勝を果たした。28勝6分け0敗、89得点24失点。シャビアロンソ監督は「我々が成し得たことはドイツだけでなく、欧州全体においても特別」と胸を張った。

イングランド・プレミアリーグでは03－04年のアーセナル、イタリア・セリエAでは11－12年のユベントスが無敗優勝を達成。42歳の指揮官はその2チームの名前を挙げ「それらは皆が記憶している。我々も欧州サッカーの歴史に名を刻んだ」と、ドイツ初となる無敗優勝を喜んだ。

全公式戦における欧州クラブの無敗記録も59年ぶりに塗り替え、これで今季51戦負けなし。22日に欧州リーグ決勝でアタランタ（イタリア）とぶつかり、25日にはドイツ杯決勝で2部カイザースラウテルンと対戦する。名将の評価を確立しつつある指揮官は「次の大きな目標がある」とし、チーム一丸となって無敗での欧州3冠という歴史的快挙に挑む。