「君の名は。」プロデューサーを児童買春などの容疑で再逮捕

　中学生だった少女に現金を渡して性行為したなどとして、和歌山県警少年課などは22日、プロダクション会社経営の伊藤耕一郎容疑者（52）＝東京都渋谷区＝を児童買春・ポルノ禁止法違反（児童買春・児童ポルノ製造）の疑いで再逮捕した。逮捕は3回目。捜査関係者によると、伊藤容疑者はプロデューサーとして映画「君の名は。」の製作に携わっていた。

　再逮捕容疑は2022年11月～23年7月、自宅マンションで、少女＝東京都＝が18歳未満であることを知りながら、9回にわたり現金（2万～6万円）を渡して性交し、スマートフォンなどで撮影したとしている。

　一方、和歌山地検は22日、伊藤容疑者を不同意性交等と児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で起訴した。起訴状によると、21年9月、当時15歳の少女＝長野県＝に裸の自撮り画像を送信させ、児童ポルノを製造。23年11月には当時15歳の少女＝東京都＝に現金2万円を渡して性行為をしたとされる。【安西李姫】