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神戸徳洲会病院、カテーテル手術後に患者死亡 被害弁護団結成


 神戸徳洲会病院(神戸市垂水区)で循環器内科の医師が担当したカテーテル手術後に複数の患者が死亡した問題を巡り、兵庫県弁護士会所属の弁護士が被害弁護団を結成した。団長の松本隆行弁護士は27日に記者会見し「患者や家族の立場に寄り添い、被害救済につなげたい」と述べた。

 弁護団は8月31日に結成。医療過誤などの訴訟に詳しい弁護士でつくる「兵庫医療問題研究会」の14人で構成する。病院側にカルテなど医療記録の開示や担当医師の説明を求める。専門家の意見も踏まえて精査し、被害救済や再発防止策の提言をまとめる方針。医療過誤の可能性が高い場合は民事訴訟を起こすかどうかも検討する。既に相談が寄せられたという。

 病院側は亡くなった患者2人のカルテを検証した結果、「予期せぬ死亡」に至ったとして、国の医療事故調査制度に基づく調査を続けている。また、複数の患者が死亡したとする匿名の告発を受け、神戸市は8月、カルテの記載不備など安全管理に問題があったとして病院に是正を求める行政指導をした。

 弁護団への相談は、くすのき法律事務所(078・371・5617)か、兵庫医療問題研究会の専用ホームページ(http://www.hyogo-iryoken.com/contact)。【山本康介】

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