ガソリン価格、長野で190円突破 13週連続で全国最高値

　日本エネルギー経済研究所・石油情報センターによると、値上がりが続くレギュラーガソリンの平均店頭価格は、長野県で1リットル当たり190・4円（14日現在）となり、初めて190円台を突破した。13週連続で全国最高となった。ハイオクは201・6円、軽油は171・5円で、いずれも全国最高だった。

　最低の岩手県と比べると、レギュラーで13・6円、ハイオクで13・9円、軽油は最低の徳島県に対して17・9円高い。

　同センターは理由について、一般論として製油所からの輸送コストがかかることと、店舗間の価格競争が低調であることが見込まれるとしている。

　今後も原油価格の高騰や、9月末予定の政府の補助金終了などの影響で上昇が予想される。

　山梨県はレギュラー182・8円、ハイオク193・9円、軽油160・9円。全国平均はレギュラー181・9円、ハイオク192・7円、軽油161・4円だった。【去石信一】