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「一番激しくなった」中盤戦、渡辺明名人は踏ん張りどころ 名人戦


 大阪府高槻市の高槻城公園芸術文化劇場で14日朝に再開した渡辺明名人(39)と藤井聡太王将(20)の第81期名人戦七番勝負第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、高槻市など地元主催)は同日正午、59手まで進んだところで昼食休憩に入った。残り時間は渡辺名人4時間6分、藤井王将3時間。午後1時再開。

 渡辺名人の封じ手(2四歩)から△同歩▲同角と進み、藤井王将は△4四角とかわした。

 勝負どころを迎え、渡辺名人が長考に入る。名人は1時間4分考え、相手の玉頭に駒音高く▲2三歩と打った。対する藤井王将は8筋の歩を切り、△7五歩と渡辺陣に迫る。渡辺名人は読み筋とばかりに、わずか6分の考慮で▲4六歩と突いた。「行きました。でも、4六歩しかないですよ。一番激しくなりました」と解説の出口若武六段。

 双方の主張(目指している形)がぶつかり合う、火花を散らす中盤戦が続く。58手目、藤井王将が△7五歩と金の頭をたたき、渡辺名人が同金と歩を取ったところで昼食休憩に入った。出口六段は「渡辺名人の玉をにらんでいる藤井王将の4四の角を(自陣の角と交換して)消すことが難しくなったように見える。名人は踏ん張りどころです」と話した。【新土居仁昌】

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