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患者わいせつ容疑で再逮捕の医師、経験ないのに「婦人科」掲げる


 診療を装い女性患者にわいせつ行為をしたとして東京都豊島区の「大塚南口駅前脳神経内科クリニック」院長、西田隆被告(54)が準強制わいせつ罪で起訴された事件で、西田被告は勤務経験のない婦人科を診療科目に掲げ、クリニック開設の1カ月後にはすでに患者にわいせつ行為をしていた疑いがあることが捜査関係者への取材で判明した。下半身を触ることへの同意書にもサインさせており、医療行為と誤信させ、抗議されないようにする目的だったとみられる。

 警視庁捜査1課は13日、別の女性患者にわいせつ行為をしたとして西田被告を準強制わいせつ容疑で再逮捕した。

 再逮捕容疑は2021年10~12月、クリニック内で婦人科の診療を装い、20代女性の下半身を触るなどわいせつ行為を計7回繰り返したとしている。その様子はすべて動画で撮影していた。西田容疑者は黙秘しているという。

 捜査関係者によると、クリニックは20年7月に開設。西田容疑者は大学病院などで内科や神経内科での勤務経験はあったものの、婦人科で従事した経験はなかったが、診療科目には婦人科も掲げていた。看護師など他のスタッフは在籍していなかったという。

 21年10月に別の女性患者が警視庁に相談し、発覚。クリニック内からは小型カメラが内蔵されたメガネや、ペン型のカメラなどが複数見つかった。パソコンにはクリニック開設1カ月後の20年8月から22年1月に撮影された、数十人の女性患者の下半身を触る動画などが50本以上保存されていた。

 西田容疑者は逮捕前の任意の調べに対し「医療行為の一環だ」などと主張していたが、同課が複数の専門医から意見聴取を重ねた結果、西田容疑者の行為は診療に不必要で、わいせつ行為にあたると結論付けた。【木原真希、岩崎歩、鈴木拓也】

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