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将棋・甲斐女流五段が異例の引退へ タイトル挑戦決めたばかり


 日本将棋連盟は7日、甲斐智美女流五段(39)が1月に引退届を提出し、勝ち残っている五つの女流棋戦で今期対局が終了した時点で引退すると発表した。甲斐女流五段は3日にマイナビ女子オープンで挑戦者になったばかり。女流王位戦でも挑戦にあと1勝に迫っており、タイトルに挑戦する一線級の実力を残したまま引退するのは異例だ。

 甲斐女流五段は連盟を通じ、「一身上の理由により、女流棋士を引退することにした。長い間、勝負の世界に身を置き将棋を指す喜びの時、苦しみの時を通して、さまざまな体験をさせていただけたことに感謝している」とコメントを発表した。

 甲斐女流五段は石川県七尾市出身で中原誠十六世名人門下。1997年4月に13歳で女流棋士となった。一時、棋士養成機関の奨励会に所属し、1級まで進んだ。タイトルは女王1期、女流王位4期、倉敷藤花2期の計7期。白玲戦女流順位戦では、四つあるクラスの最上位、10人がしのぎを削るA級に所属する。4月4日からは西山朋佳女王(27)に挑戦するマイナビ女子オープン五番勝負に臨む。

 連盟によると、次期倉敷藤花戦には参加せず、7日にそのトーナメント表を発表したタイミングで引退を公表したという。【丸山進】

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