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広域緊急援助隊が合同訓練=9道県、豪雨・地震被害を想定―福島


 福島県南相馬市で30日、9道県の警察本部の広域緊急援助隊などによる合同の災害対応訓練が実施された。豪雨と地震による土砂災害や家屋の被害を想定し、29日からの2日間で計約470人が参加。福島県警によると、東北管区での広域緊急援助隊の訓練としては過去最大規模という。  広域緊急援助隊は1995年、阪神大震災を教訓に全国の警察に設置された。隊員は警察官から選抜され、大規模災害時に応援派遣されるなどし、救助活動や交通整理、検視などに当たる。  今回の訓練は、福島県全域で豪雨が続いたところに同県沖を震源とする大地震が発生し、南相馬市で土砂崩れや家屋の水没、倒壊が多数発生したと想定。北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、静岡の9道県の援助隊員や福島県内の消防隊員らが参加した。   報道公開された30日には、現地指揮本部の設置、被災した家屋や車両からの救助、交通規制、被災者の身元の確認などを実施。隊員は声を掛け合いながら、真剣な表情で訓練に取り組んだ。  福島県警によると、東北6県の広域緊急援助隊は毎年、大規模災害に備え合同訓練を続けている。今年は、3月の福島沖地震などで応援を受けた3道県を加え、災害の実情を踏まえた大規模訓練を行うことが決まった。(了)【時事通信社】
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