福島の新酒ラベル切手発売＝日本郵便東北支社〔地域〕

　日本郵便東北支社は１８日、日本酒の出来栄えを競う「全国新酒鑑評会」で福島県の酒が金賞受賞数９回連続日本一を達成したことを受け記念切手を発売した。金賞を受賞した１７銘柄のラベルを再現した切手シート２種類を作成。県内の郵便局やウェブサイトで購入できる。 　記念切手の作成は６年連続。蔵元の協力を得てラベルの原画を基に忠実に再現した切手は、コレクションとしても好評という。今年は、１シート１３３０円で各８００シートを用意した。 　県庁で内堀雅雄知事に切手を贈呈した東北支社の浅野不二男・地方創生担当専門役は「連続記録が続いているからできる企画。切手を通して福島の酒をもっとＰＲしていきたい」と意気込んだ。全国の郵便局では、カタログによる福島の金賞受賞酒の販売も始まっており、内堀氏は「切手をさかなに日本酒が飲める」と笑った。　（了） 【時事通信社】