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「史上最大」の厳戒態勢=女王国葬控え警備強化―英ロンドン


 【ロンドン時事】エリザベス英女王の国葬が19日に執り行われるロンドンで、警備が一段と強化されている。国葬には天皇、皇后両陛下をはじめ、バイデン米大統領やフランスのマクロン大統領ら各国の要人約500人が参列する見通し。テロなど不測の事態が起きないよう、治安当局は「史上最大規模」(ロンドン警視庁)の厳戒態勢で臨む。  ロンドン中心部では16日も、議会議事堂のホールに公開安置されたエリザベス女王のひつぎを一目見ようと、テムズ川沿いに市民らの長い行列ができた。沿道では警官らが交通整理などに当たったほか、国葬が営まれるウェストミンスター寺院周辺でマンホールや街灯を一つ一つ調べ、爆発物などがないか確認作業を進めた。  英メディアによると、ロンドン警視庁の要請に基づき、スコットランドや北アイルランドを含む英全土から数百人規模の警官が派遣された。軍も約1500人を動員し、空や河川からも警戒に当たっている。こうした中、16日朝には寺院から北に約1.5キロ離れたレスタースクエアで、警官2人が男に刃物で刺される事件が発生。警察はテロではないとしているが、周辺では緊張感が一段と高まっている。  ロンドンでは2012年の夏季五輪でも大規模な警戒態勢が敷かれた。今回は集まる要人や弔問客の多さに加え、王室行事ならではの警備の難しさも指摘されている。  ロンドン五輪で警備責任者を務めた元警察幹部のボブ・ブロードハースト氏は、英紙ガーディアンに対し「式典と警備は相性が悪い」と説明。公開行事として市民との「近さ」を演出したい王室のイベントは警備が極めて困難で、担当者にとって「ものすごく恐ろしい」任務だと語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕14日、英女王の国葬を控えたロンドン市内で、警察犬を連れてパトロールする警官(EPA時事)
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