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祇園祭で3年ぶり山鉾巡行=疫病退散願う―京都


 日本三大祭りの一つ、祇園祭で最大の見せ場となる山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市中心部で行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続き、3年ぶりの開催。疫病退散を願い、豪華絢爛(けんらん)な23基の山鉾が荘厳に都大路を進んだ。  祇園祭は同市東山区の八坂神社の例祭で、平安時代に市中で流行した疫病を鎮めるために始まった。  午前9時ごろ、神の使いとされる稚児が乗り込んだ長刀鉾(なぎなたほこ)を先頭に出発。交差点で進行方向を変える「辻回し」を披露すると、沿道を埋め尽くす観客から拍手と歓声が上がった。新潟県魚沼市から来た女性(74)は「巡行を見るのは初めて。みやびな世界観は京都らしく、見応えがあった」と感動した様子だった。  巡行は24日も行われ、別の11基が登場する。今年は装飾品の損傷で江戸時代後期から参加しなくなっていた「鷹山(たかやま)」が196年ぶりに本格復帰し、全34基が出そろう。  祇園祭山鉾連合会は、感染症対策として参加者に事前のワクチン接種や抗原検査を求めたが、熱中症予防のためマスク着用は義務付けなかった。京都市観光協会は有料観覧席の間隔を空け、設置エリアも拡大した。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕3年ぶりに行われた祇園祭の山鉾(やまほこ)巡行で四条通を進む長刀鉾(手前)など=17日、京都市 〔写真説明〕3年ぶりに開催された祇園祭の山鉾巡行の辻回し=17日午前、京都市
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