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大型肉食恐竜の新種化石発見=アルゼンチン、7000万年前


 南米アルゼンチン南部の約7000万年前(白亜紀末期)の地層から、大型肉食恐竜メガラプトル類の化石を発見し、新属新種に分類したと、アルゼンチン国立自然科学博物館と日本の国立科学博物館の研究グループが27日までに英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。  国立科学博物館によると、化石の学名は冷たい風で凍え死にさせる伝説の悪霊などから「マイプ・マクロソラックス」と名付けられた。背骨や肋骨(ろっこつ)、尾の骨などが見つかり、生きていた当時の全長は9メートル以上、体重5トンと推定される。メガラプトル類の中で最大級とみられ、白亜紀末期は北半球ではティラノサウルス類、南半球ではメガラプトル類が食物連鎖の頂点に位置したと考えられるという。  共同研究による現地発掘調査は2020年3月に始まった。調査を継続し、まだ見つかっていない頭骨化石などの発見を目指す方針。 【時事通信社】 〔写真説明〕アルゼンチンの約7000万年前の地層から見つかった化石に基づくメガラプトル類の新種「マイプ・マクロソラックス」の体格想像図(白い部分が発見された骨)(アルゼンチン国立自然科学博物館、日本の国立科学博物館、英サイエンティフィック・リポーツ誌提供)
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