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致死率「インフルより高い」=オミクロン株、肺炎発症率も―専門家組織


 新型コロナウイルスのオミクロン株の致死率が、季節性インフルエンザと比べて高いとみられることが2日、専門家の分析で分かった。同日開かれた厚生労働省の専門家組織の会合で示された。肺炎発症率についても、オミクロン株の方が高い可能性があるという。  インフルエンザの致死率は、2013~17年の人口動態統計のデータなどを基に推計すると0.006~0.018%、20年8月までの3年間に、受診後28日以内に死亡した患者数から推計すると0.09%だった。   一方、全国で22年1月以降に確認されたオミクロン株による死亡者は、2月21日時点で全体の約0.13%だった。分析した専門家有志は「インフルエンザを上回っており、さらに上昇傾向にある」と評価した。  肺炎はオミクロン株感染初期の139例のうち、5.6%で見つかった。インフルエンザ患者での発生頻度は成人で1.1~2.5%とされ、「限られたデータだが(オミクロン株の方が)高いと示唆される」とまとめた。  ただ、オミクロン株とインフルエンザは患者数の把握方法などで違いがあり、比較することは「難しい」と言及。流行下で致死率を正確に評価することも困難なため、あくまで「暫定的な見解」とした。(了)【時事通信社】
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