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ウクライナ情勢、ぎりぎりの協議=独ロ首脳「戦争望まず」


 【モスクワ、ベルリン時事】ロシアのプーチン大統領とドイツのショルツ首相は15日、モスクワで会談し、緊迫するウクライナ情勢に関し、ぎりぎりの協議を行った。会談後の共同記者会見で、プーチン氏は安全保障をめぐり、米欧と協議継続の意向を表明。両首脳とも戦争は望まない考えを示したが、緊張緩和に至るかは見通せない。  プーチン氏は、北大西洋条約機構(NATO)不拡大をはじめとするロシアの要求を拒否した米国とNATOの回答に関し、「基本的なロシアの要求に応えていない」と改めて批判した。しかし、中距離ミサイルの配備制限など「われわれが議論しても構わないと考え、過去に提案した事項が含まれている」と指摘。「共同作業をさらに進める用意がある」と語った。また、戦争は「もちろん」望んでいないと強調。「だからこそ、われわれは交渉を提案しており、わが国を含む全ての国に等しく安全を保証する合意を得なければならないのだ」と主張し、米欧に対する要求は正当だと訴えた。  一方、ショルツ氏はウクライナ国境付近からのロシア軍部隊の撤収について「良い兆候だ」と評価した。「欧州の持続的な安全はロシアに敵対するのでなく、ロシアと共にでないと実現できない」と対話を望む立場を表明。「われわれの世代は、欧州での戦争は想像できない。今後もそうであるよう努力する」と話した。 【時事通信社】
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