俳優柄本時生(34)が、7月期のテレビ東京ドラマ24「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(7月12日開始、金曜深夜0時12分)でドラマを初プロデュースすることが17日、分かった。柄本のほか、賀来賢人(34)落合モトキ(33)岡田将生(34)の4人がメインキャストとして集結する。
東京・錦糸町を舞台に、3人の掃除屋とルポライターがさまざまな事件と関わっていく物語。柄本とともにプロデュースを務める俳優今井隆文(38)のオリジナル脚本で、総勢50人以上の人生模様を映し出す群像劇となる。メインキャスト4人は20年に「劇団年一」を結成するなどプライベートでも親交が深く、芝居を通して作り上げる空気感は話題を集めそうだ。
4人のコメントは以下の通り。
▽柄本時生
「元々20代前半に飲み屋で『なんかやれたらいいよねぇ!』『おもしろいことやりたいよな!』、こんなことを夢みたいに語っていました。30代になって実現できるまで来れたんだなと、スゴく感慨深い思いです。一緒にやろうと言ってくれた監督、プロデューサー、スタッフ、そして何より今日まで友達でいてくれて『こんな企画出してもいいかな?』と聞いた時に『いいよ!』と言ってくれた3人。本当に感謝です! 一生懸命働いて頑張りたいと思います! 『大人』になるというのが今回のテーマの1つです。ゆっくり話は進んで、ゆっくり終わっていきます。この機会に『大人』になる事って悪くないかもと思っていただければなと思います」
▽賀来賢人
「柄本時生がプロデュースする作品のオファーが来ました。断る理由も、断る権利もありません。もう恥ずかしさを通り越して何が起きるか想像もつかない楽しい現場になりそうです。皆さま、時生くんの頭の中を、ぜひ深夜にご堪能ください」
▽落合モトキ
「『やっと劇団年一の4人で芝居ができる!』。この一言につきます! このキャストさん、スタッフさんで仕事できる機会はこの先ないと思うので、日々の撮影の中で新しいものを見つけていきたいです。人とのつながり、居場所を再確認できる。そんな事を感じられるドラマになっていると思います。毎週この時間を楽しみにして見ていただけたら幸いです」
▽岡田将生
「まず、この4人でまた集まり作品をやれることがうれしいです。そして時生さんが軸となり素晴らしいスタッフと連続ドラマをやれることに興奮しています。回を追うごとに少しずつ人物の背景が浮かび上がっていきます。ぜひ、楽しみながら、見ていただけたらうれしいです。あと、個人的に僕の地元に近い錦糸町。子供の頃から行っていました。このドラマを見たら錦糸町を歩きたくなると思われます」