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中国と「溝」浮き彫り=米など外交ボイコット―五輪開会式〔五輪〕


 【北京時事】4日開幕の北京冬季五輪で、バイデン米政権は中国の人権侵害などを理由に政府代表を派遣しない「外交ボイコット」を行い、英国やカナダなど同盟国が追随した。米中対立で両陣営に分かれる国際社会の「溝」が、ここでも鮮明になった。  習近平国家主席は1月、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と北京で会談した。北京五輪は「国際社会の支持を得ている」と主張した。  しかし、4日の開会式は、冬季スポーツが盛んな欧米の要人は軒並み欠席。中国側は、ロシアのプーチン大統領を筆頭に友好国首脳らを招待して対抗した。出席者リストには肝心の選手が比較的少ない中央アジアや中東の首脳の名前が並ぶ。  習氏は新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響で2020年1月以降は外遊せず、外国首脳の受け入れもほぼなかった。今回北京入りした各首脳らとは6日まで個別会談など「五輪外交」を繰り広げ、欧米諸国の異論をかき消す構えだ。  08年夏に開催された北京五輪は、チベット自治区の抗議行動を当局が鎮圧した「チベット騒乱」に批判が集まり、聖火リレーの妨害活動が起きた。それでも当時の福田康夫首相、ブッシュ米大統領、サルコジ仏大統領らが開会式に出席。胡錦濤国家主席は大々的な首脳外交を展開した。 【時事通信社】 〔写真説明〕2008年夏の北京五輪開幕に際し、フランスのサルコジ大統領(当時、左)を迎える中国の胡錦濤国家主席(同、中央)=08年8月、北京(AFP時事)
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