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三浦と木原に膨らむ期待=急成長、自信胸に北京五輪へ―フィギュアスケート


 フィギュアスケートで、日本では男女シングルに比べると注目度が高いとは言えなかったペア。北京五輪に向け、かつてないほど期待が膨らんでいる。三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)は個人戦の上位進出だけでなく、団体戦での活躍も期す。  20歳の三浦は初の五輪。29歳の木原は3度目だが、2014年ソチ、18年平昌大会とも、個人戦はフリーに進めなかった。「過去2大会は、本当に自分が出ていいのか、という思いを抱えていた。今回、初めて自信を持って臨める」。言葉に手応えがにじむ。  2人が組み始めたのは19年夏。ツイストリフトの練習で想像以上の高さが出て、互いに相性の良さを感じ取った。木原が三浦を投げるスロージャンプや息を合わせるスピンなどを磨き、新型コロナウイルス禍で実戦を積めない期間がありながらも、ペアとして成長を続けてきた。  昨年3月の世界選手権で10位。グランプリ(GP)シリーズの表彰台を目標に掲げた今季は、10月のスケートアメリカでいきなり2位となり、11月のNHK杯でも3位。中止となったものの、日本人同士のペアとして初めて、GPシリーズ成績上位6組によるファイナルの出場権を得た。  カナダが拠点の2人。12月中旬に北京五輪代表入りが正式に決まり、コロナの影響も考慮してその後の全日本選手権は欠場した。ファイナルに続いて実戦機会がなくなったが、三浦は「ホームリンクでコーチと一緒に五輪に向けて準備できる」と前向きに捉えている。木原は「技術面の不安はあまりない。いかに質のいいものができるようになるか」。世界を驚かせる準備を着々と進めている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕NHK杯のペアで3位となり、花束を手に笑顔を見せる三浦璃来、木原龍一組=2021年11月13日、東京・国立代々木競技場
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