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男性の8割が「自分の更年期の対処方法がわからない」つらい症状は我慢せず泌尿器科へ


株式会社ツムラが20代〜60代の男女を対象に行った更年期の調査によると、8割の男性が、自分の更年期の症状への「対処方法がわからない」と回答したことがわかりました。

人によってはQOLにも影響する更年期。あなたのパートナーや大切な人も無関係ではないかもしれません。

男性にとっての更年期はネガティブなイメージ
20代〜60代の男性600人に調査した結果によると、更年期という時期に対するイメージについて、「老化を実感・もう若くはいられない」(73.5%)、「自分に更年期が来てほしくない」(70.0%)、「更年期になるのは不安、心配」(64.8%)といった声が多く、約7割が「ネガティブな時期」(71.0%)と回答しました。

一般的だと思う男性の更年期症状を選んでもらう質問では、「イライラ」(46.3%)、「疲れやすい」(36.3%)、「発汗やほてり」(29.7%)の順となりました。

また更年期症状を自覚する40代~60代の男性100人に、自身の更年期症状として当てはまるものを聞くと、「疲れやすい」(66.0%)が最も多く、「頻尿」(41.0%)、「不眠」(40.0%)の順となり、年代別でみても共通して「疲れやすい」と感じる人が最も多いことがわかりました。

更年期症状のイメージとしては「イライラ」が多いものの、実態としては6割以上が「疲れやすい」と感じているようです。

「言いにくい」「認めたくない」「対処方法がわからない」という課題が浮き彫りに
更年期症状は男女ともに生じると思うかと聞くと、男性の74.8%、女性の73.8%が「男女ともに生じる」と正しく認識しています。
さらに更年期症状に対する知識を得ておきたいかと聞くと、男性の74.7%、女性の83.3%が正しい知識の習得を希望していることがわかりました。
ところが、自分の更年期症状への対処方法について、「わかっている」と答えたのは男性15.7%、女性28.7%と少なく、「どう対処していいかわからない」男性が84.3%、女性71.3%と圧倒的に多くなっています。
更年期症状を自覚する男性に更年期症状に対する意識を聞くと、約2人に1人は「自分に更年期症状が出るとは思わなかった」(55.0%)と感じ、約6割の男性が更年期症状について「周りに言いにくい」(63.0%) 、「更年期症状があっても認めたくない」(58.0%)と答えていることからも、気づいていないだけでなく、相談しにくいと感じている人が多いことがわかります。

悩まず泌尿器科に相談を
男性ホルモンの低下に起因する疾患の診断と治療を行い、日本の泌尿器科医療をリードする第一人者の堀江重郎先生は、
「男性は自分が更年期であることを認めてしまうと、加齢を受け入れて“現役”から遠ざかるような気がしてしまう」
と、男性が自分の更年期を認められない背景を指摘します。

一方で、「更年期は、例えるならサッカーやラグビーのハーフタイムのようなもの」ともコメント。
ここでうまくコンディションを整え、良い後半戦に臨むことが肝心だと言います。

人生の後半戦をより良く過ごすために、家族や友人で更年期症状に悩んでいる男性がいれば泌尿器科をすすめてあげてはいかがでしょうか。

【参考】
※ツムラ
https://www.tsumura.co.jp/newsroom/topics/2022/12081500.html
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