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イタリアの老舗メンズファッション展示会、ピッティ・ウォモにMOUNTAIN RESEARCHが参戦!!



今回で通算96回目の開催を迎えたイタリアのメンズファッションのお祭りともいえる巨大展示会「PITTI IMMAGINE UOMO(ピッティ・イマージネ・ウォモ)」。6月11-14日に開催された2020年春夏展にGO OUTでもお馴染みのMOUNTAIN RESEARCHが目下最新発表となる2020CONDITION WARM(春夏)のコレクションを引っさげて3回目となる参加を果たした。今からちょうど1年前にあたる2018年6月の開催時から同会場内に「I GO OUT」というアウトドアフレーバーを持つブランドを集めた新セクションが設立され、これを機に出展がスタートしたとのこと。今回、MOUNTAIN RESEARCHのプレス、石井秀明さんが出展の合間を縫ってフォトレポートをしてくれます!!



 


 



みなさん、はじめまして。MOUNTAIN RESEARCHプレスの石井です。今回は6月11日~14日までイタリアのフィレンツェで開催された「PITTI IMAGINE UOMO」の様子をお届けします。


 


 


元要塞だった場所に世界のファッション関係者が集う



イタリア・フィレンツェでは夏の到来が思いのほか早くて、出発する頃、日本ではまだ梅雨寒すら感じる気候であったのにも関わらず、現地入りしてみれば、日によっては気温が37度まで上昇する日もあり、気温と比例するかのように会場もヒートアップしていました。まずは会場全体のイメージからご覧ください。中世には要塞だったという広大な敷地と、敷地内に残されている歴史的な建造物を主に使い展示会の開催は行われており、場内は大小様々なセクションに分かれています。来場者は主に世界各国のバイヤーとプレス関係者で占められていますが、ヨーロッパではまだまだ新参者のウチのブースに関して言えば、今回、3度目となる出展にして、英米圏のみならず、遂に?ロシアのバイヤーさんと言葉を交わす機会が増えたことが印象に残っています。


 


 


ファッション×アウトドアなブランド集合のI GO OUT



PITTIでは様々なセクションに分かれて展示がされているのですが、こちらは我々が出展しているI GO OUTのエントランス。I GO OUTセクションには日本のブランドも多く、我々以外にもand wanderさんやDESCENTE ALLTERRAINさん、Goldwinさん、snow peakさんなども参加されており、アウトドア×ファッションなフレーバーのブランドが集合しています。


 



I GO OUTの中はこんな感じです。各ブースにサンプルが本格的に搬入される前に撮影した1カットですが、無垢の木材で作られた統一什器がずらりと立ち並ぶ姿と、高さ10m余はあろうかと思われる壁全面が森のグラフィックに覆われている様子はいつ見ても圧巻です。


 



我々のブースがこちら。I GO OUTセクションの館、SALA DELLA RONDAの入り口を入ってすぐの場所。昨年の初出展の時からずっと同じ場所に居ます。いつも妙ちくりんなものばかりを並べているものだから、ここに置かれるのだろうか . . . とか勘ぐってみたりしながら(笑)、開催中は毎日頑張ってブースに立っております。展示しているのはMOUNTAIN RESEARCH 2020 CODITION WARM(春夏)。


 



展示会期間中はひっきりなしに . . . というか、ノーアポ飛び込み&ゲリラ的に(笑)取材の記者が訪れてくれますが、応対の傍らよくよく話を聞いてみると、ニューヨークタイムズから現地イタリアのインディー・ウェブメディアまでと、規模もテイストも様々。取材や撮影のお礼に?とばかり、こちらからも一枚撮らせてってのは、石井がずっと続けてきた私的プロジェクト(笑)。ずいぶん写真も撮り溜まりました。



 


フードブースには我らが日本食!?



場内の各セクションにはバーやサンドイッチに始まりジェラートスタンドまでもが設けられているのですが、I GO OUTでは、第二回目にあたる今年1月の開催時から日本食のブースが登場。これはまだピーク時を迎える前の1コマですが、このようにお昼時には行列ができるほどの盛り上がり。この列はもっともっとスゴいことになります。メニューはカレーやラーメン、唐揚げ、たこ焼きなんてのもあって、ヨーロッパの皆様にも大人気!「イシイも買えるうちに食っておいた方がいいぞ」と界隈のブースのスタッフからススメられるほど(笑)。出展ブランドのラインナップと合わせ、日本の色を強く感じるセクションがI GO OUTの特徴でもあります。


 


 


I GO OUT出展ブランドのご紹介



I GO OUT内でも各国様々なブランドが出店しており、いくつかを突撃取材、撮影させていただきました。小心者なもので、結果、日々顔を合わせているところしか訪れることができていないのですが …。お許しを。まずは真向かいのブースで出ていたCASA MARINA LABさん。こちらは南イタリアでアクセサリーなどを作っている爽やかなブランド。気さくでそれはそれは素敵なご夫妻ですが、旦那さんは日本ブランドのこともよくご存知。


 



続いては24 BOTTLES。ウールリッチやヴィヴィアン ウエストウッドともコラボしているこちらもイタリアのボトルブランド。オーナーのMATTEOさん。ブランド名の24は、常日頃(つまり24時間)使って欲しいからつけた名前なのだと話をしてくれました。


 



GO OUTでもお馴染みのシューズブランド、ダナー。ポートランド在住6年の長浜さんとセールス担当のジョンさん。何度となく顔を合わせている内に、気づいてみれば長浜くんは愛すべき喫煙仲間(笑)。いつも、僕らはまだ出展したことがないパリの展示会や様子についてのお話しなどを楽しく聞かせてもらっています。


 



先ごろ発表となったザ・ノース・フェイスのテント生地をリサイクルして作ったバッグが話題となったロンドンのブランド、RAEBURNのデザイナーとスタッフのみなさん。真ん中が新就任のデザイナー、ランドルフ。キレ味の良いコレクションは多くのバイヤーさんの注目を集めていました。ちなみに「ラーメン早く食っておけ」って言ってたのはこのヒトたち(笑)。


 



全世界でバッグを中心に人気を誇るTOPO DESIGNSのセールスのショーンさん。「カラフルでトラディショナル、そしてハイクオリティなアウトドアギアが欲しくなったらウチをどうぞ」とのこと。以前、中目の店にも寄ってくれたことがありました。


 



ノリが超いいこちらの女性はこの後紹介するファッションショーでMOUNTAIN RESEARCHのスタイリングに合わせていただいたサンダルを作っているリサイクル素材のサンダルメーカーNOMADIC STATE OF MINDのELINAさん。ウチが用意した靴がモデルのサイズに合わず、予告無しで急遽こちらの一足に差し替わっていたというのはLIVE感溢れる現場ならではの素敵なお話です。ちなみに差し替えに気づいたのは、今回同行したウチの企画の安倍。石井はまったく見逃しておりました(苦笑)。


 



PITTIではなかなかめずらしいストリートテイストのクールなコーディネートと放つオーラが毎度ヤヴァくて否が応でも気になっちゃうイタリアのブランドDEPLACEの面々。彼らはFAT FAT FAT FESTIVALというアンダーグラウンド・エレクトロニックミュージックのフェスも主催しているそう。出演ラインアップも濃厚です。体型を見てどの人がオーガナイザーとか勝手に判断しないでくださいね(笑)。


 


 


マウンテンリサーチも出演したファッションショー



また期間中にI GO OUTに出展している全24ブランドによるファッションショーが行われました。フィレンツェの空の下、マウンテンリサーチの1体がラウンウェイを歩く晴れ?姿は動画でどうぞ。



 


 


ピッティ会場内で見かけた方々



ここからは私が個人的に気になった写真をお届けします。まずはGO OUT読者のみなさんにもお馴染みナイジェル・ケーボンさん。中目でもお馴染みの御大は、場内を歩いているだけで周りに人がすぐにむらがってくる大の人気者!


 



その昔、…..リサーチ ジェネラルストアでも取り扱いがあったことのあるクレッタルムーセンは、I GO OUTではなくSCANDINAVIAN MANIFESTOというその名のとおりスカンジナビアのブランドがずらりと立ち並ぶセクションへの出展。ブースへお邪魔して現CEOのGONZさんに会ってきました。新フェーズに突入したという新生クレッタル、今後の展開がとても楽しみです。


 



PITTIにはとんでもない数のカメラマンが入っておりスナップ撮影をしています。それに呼応するように、撮影されるべくのキメキメのスタイルで来場しているメンズが多いんです。この壁は、そういった王道PITTI的なイメージスタイルの人たちが溜まる必殺スポット . . . だと理解しているのですが、違っていたらスミマセン。どうです?期待通りの仕上がりでしょう? 自分に至ってはこの茶色い壁の前を通り過ぎる資格すら持ち合わせておりませんです、ハイ。


 


I GO OUTってGO OUTと関係あるの?



ちなみにこのセクションの名前である「I GO OUT」。昨年6月の初出展の時から長らくお世話になっている現地スタッフのカルロッタさんに何の気なしに尋ねてみたところ「アウトドアの世界観を印象付けながらも平凡過ぎない名前を探している中で、数多く挙った候補から決定したものだったけれど、私たちが皆大好きでチェックし続けてきた日本の雑誌GO OUTもそのキッカケの1つなのよ」とのこと。GO OUTの名はイタリアまで届いておりました!!カルロッタさんは「日本語でわからなくてもいいから教えて!」と、この掲載を楽しみにしてくれている1人でもあります。


 


石井のPITTI UOMOレポートは以上です。偏りがひどくまた言葉も足りておらずでスミマセン。最後に総評と言いますか . . . 小さくまとめを。I GO OUTというセクションは、PITTI全体を見回した時、ふわっと浮いているというか、場内で圧倒的な違和感を放っているところが見どころで、ここに僕らが混ぜてもらえるのはとても嬉しいことだと改めて感じています。I GO OUTが、出展者の皆様にとって、そして来場されるバイヤーさんの目にますます魅力的なエリアとしてPITTIに君臨し続けてくれることを、そしていつの日か”ご本家”GO OUTがこの地に上陸を果たすことを願いつつ終わりたいと思います。気になる方は公式サイトのリンクを貼っておきますのでチェックを。


 



今回PITTIで発表したMOUNTAIN RESEARCH 2020 CONDITION WARMは来年の年明けにお披露目となります。その前に7月下旬から始まる2019 CONDITION COLD(つまり秋冬シーズン)もありますので、ぜひお店やウエブサイトでチェックしてください。


 


最後までおつきあいを頂き誠にありがとうございました!! このような機会を下さったGO OUTへ深い感謝の気持ちを込めて。


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