プロポーズ準備前に対比項目で相手を理解する

プロポーズの準備に入る前に、対比項目で相手を深く理解しておくことは大切です。プロポーズ後の結婚生活には、人生の谷間のようなタイミングもあります。そのときに相手の長所も短所も知っていなければ、困難もうまく乗り越えられません。恋愛と結婚の違いを再確認するために「対比項目」で比べてみるとよいでしょう。

恋愛と結婚の違いは互いの理解度合い

お互いを深く理解し合うことは、結婚生活にとって何よりも大切なことです。簡単にいえば、相手の長所も短所も知っているということを意味します。というのも、プロポーズ後の結婚生活は、まさに「人生には山あり谷あり」です。

健やかなときも病めるときもあります。とりわけ「谷」に差しかかったときに最も必要なのは、お互い同士の理解です。理解があれば、それらの困難をくぐりぬけていくことができるでしょう。

恋愛の場合、お互いにかなり知り合っていて、話もいろいろするでしょう。しかし、本当の理解とは無関係な話ばかりを繰り返していることがほとんど。相手に好きでいてほしくて、自分とはまったく違う自分を演出するなど、理解とは違った状態だることも多く見られます。

お見合いの場合、中に立つ人が相手について細かく教えてくれますが、その情報が本当の意味での相手の理解と結びつくとは限りません。伝えられる情報はどうしても、公的なあるいは長所となる部分がメインとなります。

加えて、学歴・家族・資産などを知っても、相手を理解している状態とは違います。肝心なのは相手の人そのものであるはずなのに、その人が浮き彫りにされてこないことのがほとんど。プロポーズすべき相手かどうかは見えてこないでしょう。

そんなときは、恋愛と結婚の違いを再確認するために、いろいろな項目を対比させるのです。相手をよく理解できると同時に、あなた自身を考えてみる指標にもなります。相手の人物像と自分自身の人物像が、これまでとは違った形で浮き彫りにされるはずです。

性格にあてはめて考えてみるなら、たとえば気が「大きい」か「小さい」かという対比項目。ただし、この場合の大小は、良い悪いを意味しません。気が大きいことは頼り甲斐がある一方で雑に通じ、気が小さいことは細やかさに通じますが行動力がないともいえるからです。

体力も相手の理解には重要になります。相手の体力は「強い」か「弱い」かという対比項目も必要でしょう。見た目で人の体力を判断しがちですが、見るからに体力が強そうなボディビルダーに長距離を走らせてみれば、中学生の方がはるかに体力がある場合もあります。

このように「寒さには強いけれども暑さにめっぽう弱い」「早起きは得意だけれど夜はすぐ眠くなる」などいろいろなタイプがあるわけです。恋愛と結婚の違いを再確認するために、さまざまな項目を対比させてみましょう。

人はそれぞれ、ものの考え方があります。何に最も大きな価値を置くかの違いです。物質的なものと精神的なもの、働くことと一家団らん。どちらが大切かは人によって違います。家庭観ひとつを取っても、いろいろな考えがあるのです。

十人十色、要はあなたとの相性になります。恋愛と結婚の違いを再確認するために比較すべき項目はいろいろ。「重・軽」なら「動きは重いか軽やかか」あるいは「落ち着いているか軽率か」となります。

「厚・薄」なら「人情に厚いか薄情か」あるいは「情に流されやすいか冷静か」です。「早・遅」なら「スタートは早いか遅いか」あるいは「計画性がないかあるか」。「前・後」なら「積極的か消極的か」あるいは「目立ちたがり屋か奥ゆかしいか」です。恋愛と結婚の違いを再確認するために、いろいろ対比させてみましょう。