ダイエットなどで目の敵にされているのが体脂肪。しかし、体脂肪にはいくつか種類があって、それぞれに身体を健康に維持するために大切な役割があります。体脂肪がつきすぎなのは問題ですが、闇雲に減らすことが正しいわけではありません。適切な体脂肪を身に付ける必要がある理由を見ていきましょう。

体脂肪は適切な量を身に付けておく必要があった

体脂肪の役割はエネルギーの貯蔵

体脂肪と聞いて、よいイメージを持つ人は少ないはず。肥満や生活習慣病などにつながることから、体脂肪は身体にとって不要なものと思われがちです。しかし、体脂肪には健康を維持するための大切な役割があります。

体脂肪の重要な役割がエネルギーの貯蔵です。体が正常に働くためにはエネルギーが必要になります。そのエネルギーは体内の糖質やたんぱく質、脂肪などの中に蓄えられているのです。

このうち、糖質は日々の動作の直接的なエネルギーとして消費され、それを食事で補給しています。タンパク質も多くのエネルギーを含みますが、筋肉など体の重要な構成要素となっているため、飢餓状態などの緊急時にのみ使われるのです。

体脂肪の役割は体温コントロール

これに対して、脂肪は効率の良いエネルギー源。一般的な成人の全身に蓄えられている体脂肪量で、基礎代謝量にして140日分のエネルギーがまかなえる計算。体脂肪を落としすぎるとスタミナ不足になってしまいます。

もう1つの体脂肪の重要な役割が体温コントロールです。人間は恒温動物であるため、所定の体温で一定に保たなければなりません。そして、体の内部からの放熱をコントロールするのが皮下にある脂肪です。

このように体脂肪にはエネルギー源であるとともに、体温を維持するための重要なパーツでもあります。体脂肪がつきすぎているのも問題ですが、ただ単に落とすのがよいわけではありません。必要に応じて、適切な量の体脂肪が必要なのです。

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情報提供元:インナーマッスル
記事名:「体脂肪は適切な量を身に付けておく必要があった