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筋トレは筋肉が硬くなるからスポーツには逆効果


スポーツではやわらかい筋肉こそが理想の筋肉とされています。ここで一般的に日本人の筋肉は硬いといわれており、しかも筋トレ効果であとからつけた筋肉は、より硬いものになりがち。筋トレでパフォーマンスが向上するとは限りません。むしろ筋トレが逆効果になることがあるのです。


筋トレは筋肉が硬くなるからスポーツには逆効果


筋トレは逆効果となる場合がある


相撲の世界では、硬い柱に全力で突っ張りを繰り返す「鉄砲」と、四股を踏むのが鍛錬の基本になります。筋トレは横綱千代の富士によって導入されるようになったものです。


しかも、千代の富士が目的としていた筋トレの効果は上半身を鍛えることではありませんでした。脱臼しやすい肩を守るためのものだったのです。千代の富士は筋トレ後、何時間も筋肉をほぐすためのマッサージを受けていました。


このように、やわらかい筋肉でスポーツパフォーマンスの向上を目指すとき、筋トレは逆効果となる場合があります。実際、力士に必要なしなやかな筋肉は、鉄砲だけで得られるといわれているのです。


筋トレ効果で身体能力は高くなるか


身体能力や運動能力が高いといわれるライオンやチーターなどは、もちろん筋トレなどしません。自然界に筋トレは存在せず、やっているのは人間だけ。しかも先進国に住む人たちだけが励んでいます。


このため、筋トレ効果によって身体能力が高くなるというのは、どこまで真実かは定かではありません。部分の筋肉を強引に強化することは、総合的に人間の体の動きに筋トレが逆効果になる可能性もあるのです。


筋トレは筋肉の中でも、意識的に動かせる随意筋を鍛えるもの。体の動きをより多く脳でコントロールしようとする行為です。しかし、身を守るようなとっさの反射的な動作は、脳を経由せずに無意識に行われるもの。脳にコントロールされる筋肉をたくさんつけることは、不自由な体を作ることになるのです。


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