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『餃子の王将』専門用語を元店員が解説!「あれって中国語だけど中国語じゃないよ」




『餃子の王将』のキッチンで交わされる業界用語、“中華料理屋だから中国語でやり取りしているんだな”と感じた方もいるでしょう。しかし、実は『王将』のキッチンで交わされる用語は、中国語をベースにはしているものの、オリジナルの“王将用語”というものなんです。



 



そこで『王将』でアルバイト経験がある筆者が、キッチンでよく飛び交う用語を一つずつ解説していきます。これを読めば、あなたも王将用語で注文ができるようになりますよ!



 



 



■数字の数え方はあの有名マンガと同じ!?



 



最初はやはり、餃子の解説から。餃子はキッチンでは「コーテル」と呼ばれています。中国語では「チャオズ」ですから、王将用語が中国語と違うことがわかりますね。ただ、王将用語で焼き餃子は「コーテル」ですが、お持ち帰り用の生餃子は「チャウス」と呼ばれており、こちらは中国語に近い発音になっていることがわかります。



 



また、お持ち帰りの商品には、商品名の後に「ナーホー」と付けることで、意味が通ります。テイクアウトしたいときは注文の際にはぜひ、「ナーホー」と付けてみてください。



 



王将用語では、数の数え方にも特徴があるんです。こちらは中国語とほぼ同じで1、2、3、4を「イー、リャン、サン、スー」と数えます。麻雀をやる人にはお馴染みの数え方ではありますが、大人気少年マンガ『ドラゴンボール』の星の数え方もこれと同じなんですよね。星1つのドラゴンボールは「イーシンチュウ」、星4つは「スーシンチュウ」。筆者も麻雀は未経験なのですが、ドラゴンボールは読破していたため、この呼び方にはすぐ順応することが出来ました。



 



ちなみに、実際の店員さんの声を聞くと「コーテルイーガー」や「コーテルサンガー」というように「ガー」と付けていることがわかるでしょう。これは、数字の後に付ける口語のようなものなので、別段深い意味はありません。



 



その他のメジャーなメニューですと、チャーハンを「ソーハン」、天津飯を「テンハン」、焼きそばを「ソーメン」と言います。このことから、お米を「ハン」と呼び、“焼く”ものを「ソー」と呼ぶことがわかりますね。が、しかし中華丼は王将用語で「チュウドン」と呼ばれており、なぜか日本語をそのまま略しただけ…。



 



また、中華麺は「チュウメン」、味噌ラーメンは「ミソメン」、カタ焼きそばは「バリ」と言い、こちらも日本語をそのまま簡略化したものや、特徴を分かりやすく伝えたものが使われていることがわかります。全部が中国語ベースかと思いきや、しれっと日本語略が入ってくるところがややこしい部分なんですよね。また、おつまみとして人気のから揚げは「エンザーキー」という、聞き覚えのない名前が使われています。



 



以上をつなげてみると、焼き餃子二人前をお持ち帰りするなら「コーテルリャンナーホー」、チャーハンとから揚げを1品ずつ頼むなら「ソーハンイー、エンザーキーイー」というようになるわけですね。



 



ぜひ、王将を訪ねた際には、こちらの王将用語で注文してみてください。きっと店員さんの驚いた顔が見れますよ(笑)。


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