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「おむすび」派より「おにぎり」派が多数。原因はあのコンビニにあったのか…


 







■あの大手コンビニは「おむすび」派だけど、全国的には…



 



「おにぎり」、または「おむすび」は自分で作るのも簡単ですし、コンビニやスーパーでも安く売られています。手軽に持ち運びでき、ちょっとした空き時間にパパッと食べられますから、カバンに1個しのばせておくだけでも心強い食べ物でしょう。



 



ところで、みなさんは「おにぎり」と「おむすび」、どちらの名前で呼んでいますか? もしかすると「握り飯」なんて、古風な表現を好む人もいるかもしれませんね(笑)。



 



大手コンビニ各社の公式サイトをチェックすると、ローソンは「おにぎり」、ファミリーマートは「おむすび」でそれぞれ統一しているようなのですが、なんとセブン‐イレブンに至っては「おにぎり」と「おむすび」が混在! 恐らくセブン‐イレブンは、ニュアンスによって呼び分けているのでしょうか。



 



昨年5月に放送された『境界調査バラエティー ニッポンのワケメ』(NHK)という番組では、全国には「おにぎり」派と「おむすび」派のどちらが多いのかを、実際にアンケート調査していました。



 



その結果……1000人中の9割が「おにぎり」派で、「おむすび」派はたったの1割! 日本には「おむすびころりん」という有名なおとぎ話があるのにも関わらず、意外にも「おにぎり」派が圧倒的マジョリティだったのです!!



 



同番組によると、「おにぎり」という呼び方は奈良時代にはすでに存在し、やはりというか「握り飯」から転じたとのこと。



 



一方で「おむすび」という呼び方が広まったのは、江戸時代の話。京都御所に仕えていた女官たちが、より丁寧な“女房言葉”として言い換えるようになったのが「おむすび」だというのです。なるほど、お米を“握る”よりも“結ぶ”と考えたほうが、確かにシャレているでしょう(笑)。



 



ではなぜ「おにぎり」は、ここまで「おむすび」を引き離したのか? 数年前、お米をあえて固めない「おにぎらず」という料理がブームになったときも、「おむすばず」が現れることはありませんでした。



 



「おにぎり」と「おむすび」の歴史を研究している、昭和女子大学の小田きく子名誉教授によれば、どうやらコンビニの影響力が大きかった模様。さかのぼると、日本ではセブン‐イレブンが1978年に、ローソンが1980年に「おにぎり」の販売を相次いでスタートしており、これが運命の分かれ道になった……!?



 



ただ、「山賊むすび」というご当地グルメが根付いている山口県と広島県にクローズアップすれば、今でも「おむすび」派が3割残っているそうです。もし身の周りに山口県・広島県の出身者がいたら、この話題を振ってみると盛り上がるかもしれませんね!



 



 


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