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指原莉乃「びしゃびしゃ」好き発言。焼肉を塩で食べるのは東京に染まった証拠!?


写真:Top Photo/アフロ


『しらべぇ』によると、1月19に放送された『ピンポイント業界史』(テレビ朝日系)に出演したHKT48の指原莉乃と、大阪に在住するタレントのナジャ・グランディーバとの「食」にまつわるやりとりが、一部で話題になっている……らしい。



 



事の経緯をかいつまめば、こんな感じになる。ナジャの知り合いである、とある「東京に染まった関西人」は、上京してからシャンパンのことを「泡」と言い出し、天ぷらを食べるときも、蕎麦も食べるときも「まずは素材の味を楽しまないと…」と、やたら塩を勧めてくるという。言葉遣いも関西弁から標準語に変わり、完全に東京に染まっていることから、



 




「なんでお前が東京代表みたいな感じで私たち関西人を見下してくんねん」



 



「(天ぷらは)天つゆに大根おろしが一番おいしいっちゅうねん!」




 



……と、持論を展開。すると、指原が



 




「わかります。私もめちゃめちゃ嫌だ。焼肉とかも塩で食べさせるところ(お店)あるじゃないですか。絶対タレびしゃびしゃのほうがおいしい!」




 



……と、強い共感を示した……のだそう。



 



私も、二人の意見におおよそは同意する。天ぷらは、たとえば稚鮎だとかわかさぎなんかだと、たしかに塩で食べたほうが美味しい気もするけど、柑橘類が大好物な私としては、天つゆの代わりにレモンをどばどば搾るし、蕎麦に関しては、塩だけで食べても正直「素材の味」なんてよくわからない。鰹のたたきも「塩たたき」より断然「ポン酢派」だし、焼肉もタレ……というよりはポン酢を付けて食べるのが一番だと思っている(柑橘類好きだから)。お刺身を塩で食べさせる割烹やお寿司屋も嫌ですねぇ。醤油とわさびも用意してくださいよ……と嘆願したくなるが、大将がいかにも頑固そうで、なかなか言い出せない。あと、なんかの番組でマツコ・デラックスとキムタクが「餃子は皮にお箸で穴を空けたり、一口囓って具の断面をあらわにしてから、タレをたっぷり染みこませて食べる」みたいなことを語っていたが、私もいくら「下品」だと罵られようとも、コッチの“びしゃびしゃ食い”のほうが舌に合う。「食」にかけるお金は比較的惜しまないタイプではあれ、結局のところ、私は本質としてそこまでグルメじゃないのかもしれない。



 



ただ、ナジャの「なんでもかんでも塩を勧めてくるヒト=東京に染まった関西人」ってえのは、ちょっと違うような気がする。こういった「他人から感化されやすく、しかもそれをすぐ他人に伝えようとする教えたがりなヒト」は、大阪出身の私からすれば「典型的な関西人」、つまり「東京の“他人への無関心さ”にいまだ染まっていない生粋の関西人」だとしか思えないのだ。シャンパンを「泡」と呼び(※私もたまにそう呼ぶw)、関西弁を無理くり標準語に矯正しただけで、「東京に染まった」とするのは、いささか表層的な物の考え方だと指摘せざるを得ない。



 



指原も過去に別の番組で「東京には一番おいしいものが揃っている」と発言したようだが、それは残念ながら(?)動かしがたい事実である。だって、分母の大きさがまったく異なっているわけですから。その大きな分母のなかから「これまで知らなかった美味しい食べ方(=なんでもかんでも塩をつけて食べる)を知ってしまった」のは、なんら不自然なことではない。ここまでは関西人にかぎらず、全国の地方出身者が東京で受ける一種の「洗礼」みたいなものである。それを愚直なまでに「むっちゃ美味しいから、アンタもやってみいや!」と推し進める「おせっかい」こそが、私は関西人ならではの特性だと私は捉えている。そして、その「おせっかい」は、関西人のけっこうウザイ部分であり、同時にもっとも愛すべき部分でもあるのではなかろうか。ちょっぴり近親憎悪、入ってます……(笑)?


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