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アメリカ在住者が紹介する人気デパート5選!老舗デパートの歴史や建築も楽しめる♪


アメリカには100年を超える歴史がある老舗デパートがたくさんあります。

買い物を楽しむのはもちろん、建築物としてとても重要であったり、歴史を感じられたりと、観光スポットとしても親しまれていますよ。

そこで今回は、アメリカ在住の筆者が、全米展開している人気デパートやデパートのアウトレット店について紹介します。

人気のデパート

メイシーズ(Macy’s)

老舗デパートとして知られる、「メイシーズ」。1858年にローランド・ハッシー・メイシー(Rowland Hussey Macy)がニューヨークに「R.H. Macy &Co」をオープンしたのが始まりです。当時は小さなお店でしたが、少しずつビジネスを拡大していき、150年余りの間に800を超える店舗数になりました。

ちなみに、ニューヨークのヘラルド・スクエア(Herald Square)の店舗には、1920~1930年代につくられた木製のエスカレーターがあります。今となってはどこにでもあるエスカレーターですが、当時としては大変珍しいものでした。ショッピングだけでなく、このエスカレーターを見学するために訪れるお客さんも多いです。

https://www.macys.com

ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)

「ブルーミングデールズ」は、メイシーズと同じく歴史のあるデパートです。1800年代に、ブルーミングデール兄弟がヨーロッパのおしゃれなファッションアイテムを扱ったお店をオープンしたのが始まりで、今でも高級デパートとして知られています。1994年にメイシーズの傘下に入ったため、現在はメ―シーズがブルーミングデールズも所有しています。

https://www.bloomingdales.com/

ノードストローム(Nordstrom)

「ノードストローム」のビジネスは、ジョン W. ノードストローム(John W. Nordstrom)とカール F. ウォーリン(Carl F. Wallin)によって始まりました。ジョン W. ノードストロームはスウェーデンからの移民で、英語もうまく話せないまま、少しのお金だけをポケットに入れてニューヨークへ来ました。その後、カリフォルニア、アラスカ、カナダの鉱山などで働きながらお金を貯め、後にシアトルへ行きます。

カール F. ウォーリンはシアトルの靴職人で、ノードストロームとはアラスカで知り合います。そして、ノードストロームがシアトルに来たのを機に、2人で靴のビジネスを開始。1901年に最初の店舗、「ウォーリン&ノードストローム(Wallin &Nordstrom)」をオープン。当時は靴の専門店で、1923年には2店舗目をオープン。1928年にジョン W. ノードストローム、翌年にカール F. ウォーリンが引退し、ビジネスはノードストロームの息子たちが引き継ぎます。1960年頃までは靴を専門にしていましたが、その後は色々な商品を揃えるデパートになりました。

https://www.nordstrom.com

サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)

「サックス・フィフス・アベニュー」も、高級ブランドを扱っているデパートです。元々はアンドリュー・サックス(Andrew Saks)が「Saks &Company」というお店を始めたのが始まりで、1924年にアンドリューの息子であるホレス・サックス(Horace Saks)と当時、ニューヨークでお店を経営していたバーナード・ジンベル(Bernard Gimbel)の2人によって、1924年9月15日におしゃれで高級感あふれるお店をオープンしました。

https://jp.saks.com/ja-jp/

ニーマン・マーカス(Neiman Marcus)

最初のお店はハーバート・マーカス(Herbert Marcus)、彼の姉妹のキャリー・マーカス・ニーマン(Carrie Marcus Neiman)、そして彼女の夫A.L.ニーマン(A.L. Neiman)によって、1907年にテキサス州のダラスにオープンします。実はオープンする2年前、革新的な販売促進ビジネスをするために、ダラスからジョージア州のアトランタへ引っ越しますが、このビジネスが大成功。この大成功のおかげで、ダラスに高級デパートをオープンする資金ができたと言われています。

https://www.neimanmarcus.com

*デパートの歴史については、それぞれの公式サイトのページを翻訳及び要約しています。

アメリカの高級デパートには日本のクッキーも!

ちょっと意外?かもしれませんが、アメリカのデパートには、日本のお菓子も売っています!私が毎年買っているのが、ヨックモックのクッキーです。私が好きなクッキーの1つで、日本に居た頃はよく食べていました。アメリカでも欲しいと思って探していたところ、「ニーマン・マーカス」と「サックス・フィフス・アベニュー」で売っているのを発見!それ以来、1年に2~3回は買っています。

ここ最近はずっと最寄りの店舗に売っていないため、デパートの公式サイトで注文して、在庫があれば自宅へ送ってもらいます。無い時は予約を入れて、再入荷されるまで待ちます。日本で買うより値段は少し高く品揃えも限定されますが、クリスマスシーズンには限定デザイン缶に入った商品が販売されるので、コレクションのように集めています。

アメリカでゴディバの商品を買うならメイシーズもおすすめ

ゴディバはベルギー生まれのチョコレートですが、アメリカでは比較的安く手に入ります。以前は直営店がありましたが、今はありません。ゴディバの商品が欲しい時は、公式オンラインショップで購入する他に、メイシーズのデパートの店内や公式サイトでも売っていることがあります。メ―シーズでは母の日や父の日、クリスマスの時期になると、通常より安く売ることがあります。

近年はデパートのアウトレット店が多い

ノードストロームはデパート業界の中では比較的早い段階で、アウトレットのお店をオープンしています。1973年にシアトルの店舗内で、「Nordstrom Rack」を開催。最初のアウトレット店は、1983年にオレゴン州にできました。サックス・フィフス・アベニューは1990年代から「Saks Off 5th」を始めていて、この他にもメイシーズは「Macy's Backstage」、ブルーミングデールズは「Bloomingdale's Outlet」、ニーマン・マーカスは「Neiman Marcus Last Call」という名前で、多くの州に店舗があります。

アメリカのアウトレット店も、日本にあるアウトレット店と似ています。アウトレット店にはシーズンが終わったもの、売れ残ったもの、規格に通らなかった等、少し訳ありの商品が多いです。でも、いい掘り出し物が見つかることがあります。

現在、「Nordstrom Rack」と「Saks Off 5th」は、インターネットショッピングもできますが、アメリカ国外への発送をしているのは、「Saks Off 5th」だけになります。今後変更する可能性もあるので、一度公式サイトをご確認ください。

https://www.saksoff5th.com/

アメリカにはショッピングの選択肢が色々

今回紹介したのは、全米展開するデパートとデパートのアウトレット店ですが、州を限定するともっとたくさんあります。例えば、ノースカロライナ州に本部を置く「ベルク(Belk)」は1888年、アーカンソー州に本部を置く「ディラーズ(Dillard's)」は、1938年に創業しています。どちらもアメリカ国内には、200を超える店舗があります。

アメリカには、本当にたくさんのお店があります。少しでもいい商品をお得にゲットするためにも、色々なお店の情報をチェックしたり、実際に店舗へ足を運んでみるといいかもしれません。


Mari

余暇プランナー

アメリカ合衆国・フロリダ在住の日本語講師兼フリーライター。学生の頃から旅行が好きで、国内はもちろん、海外は25か国以上の国に行きました。渡米後の最初の3年間は、現地レストランでの勤務やツアーガイドを経験。その後は日本語講師になり、多国籍の人達と接してきました。最近ハマッていることは、ペスカタリアン料理めぐり。10年以上前から、ペスカタリアンの食生活を送っています。

アメリカ在住者が紹介する人気デパート5選!老舗デパートの歴史や建築も楽しめる♪

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