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「どうして片付けないの!」「いい加減にして!」と言わずにすむ!無限に増えるおもちゃの整理法【実例あり】



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"増え続けるおもちゃ"の収納に困りがちなキッズスペースや子ども部屋。そこで、整理収納コンサルタントの金内朋子さんと実際に子どものいる家庭のキッズスペースを片付けながら、整理ノウハウをご紹介します。


キッズスペースを子どもと見直す


子ども部屋やキッズスペース、毎日きれいに整理できていますか?

「無限に増えるおもちゃであふれかえっている」という声をよく聞きます。成長とともにどんどん増え続ける子どものおもちゃは、親にとっては頭の痛いもの…。
東京都内で未就学児のお子さんと暮らすSさん宅は、リビングの一角にキッズスペースを設けており、同様の悩みを抱えています。

そこで、整理収納コンサルタントの金内朋子さんと一緒にSさん宅のキッズスペースを片付けながら、いつもスッキリ片付いた子ども部屋・キッズスペースにするための、整理のポイントをお伺いしていきます。

整理に入る前に重要なポイント!
子ども部屋やキッズスペースを親だけで整理してしまうと、一度はきれいになったとしてもしばらくたつとまた散らかっていきます。『いる物・いらない物』を決めるのは最終的に子ども。主たる使用者である子どももなるべく参加させましょう。
今回Sさんのお宅では、5歳の娘さんが参加しました。


洋服収納「洋服は立てて収納」


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Before: 新品状態の洋服で引き出しがいっぱいに


Sさんのお悩みの一つ、洋服収納。
引き出しを開けると、まだ袋から出ていない状態の新品の洋服がたくさん。
Sさんはセールや海外通販を利用して子ども服を購入しており、1、2サイズ大きめの服もまとめ買いしているのだとか。その結果、引き出しの中には服が積み重なり、何が入っているのかわからない状態です。

「洋服は立てて収納して、洋服を1つひとつ見えやすくしましょう。取り出しやすくなり、同じような服を買うこともなくなります。袋がかさばる場合には、袋から出して収納した方がいいですね」。


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使いこなせていない収納ケース


また、引き出しの中からは収納ケースが出てきました。

「きれいに収納しようと思って使用している収納ケースが、案外邪魔になることもあります。収納ケースが場所を取ったり、何を入れたらいいのか迷ったりしている場合は、一旦別の場所に置きましょう」。


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After: 立てて収納ですっきり!


洋服を立てて置き、収納ケースから取り出すとすっきり収納できました!

登園グッズや習い事のお道具などは、洋服の近くに置くなどして"子どもが準備しやすい動線"を作ってあげると、お出かけがスムーズになりおすすめです。


本棚「もう読まなくなった本・シーズンオフの本はない? 」


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Before: 絵本でいっぱいの本棚


続いて本棚の物の見直しを行います。

「見直しのポイントは、子どもが成長して読んでいない本などはないか。クリスマスの絵本など、シーズン物の絵本がスペースを占領していないかをチェックしてみましょう」。
シーズンオフの本は別の場所に移動させ、シーズンが来たら読みやすい場所に出すなど、収納スペースの活用を検討しましょう。


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After: 新しくできたスペースに地球儀も収納完了!


本の見直しを行うと、これまで机に出しっぱなしになっていた地球儀を収納することができました。

収納の見直しにチャレンジした娘さんは、基本的にいる物といらない物を自分自身でしっかりと決められていました。
しかし、見直し作業の途中「これ、お母さんが買った本だよね」とお母さんの気持ちを気にしている場面も。そこで「自分でこの本がいるかどうか決めていいんだよ」と声をかけてあげる金内さん。
子どもが気兼ねなく、自分のいる物といらない物を判断できるよう、金内さんのように声がけしてあげると良いですね。


制作物「親の思い出と切り分けよう」


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Before: おもちゃや制作物が雑然と置かれたスペース


子どもが持ち帰る制作物の扱いに悩んでいたSさん。
「ぜひ飾ってあげましょう。どれを飾るかは子どもに選ばせてあげてください」と金内さん。
子どもはいらないと感じても、大人は思い出として取っておきたいものもあるはず。その場合には『大人用の思い出BOX』を作って別の場所で保管しましょう。

そのほかにも、一年以上使っていないものや触っていないもの、思い入れがなくなったものなども、手放すか迷うものとして別の場所に移動させるのがおすすめです。


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After: 立派な制作物の展示スペースに!


金内さんは、娘さんが「いる」と選んだ制作物と、お気に入りのおもちゃを飾るスペースを作成。娘さんのお気に入りの物が、生き生きとしていますね。


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娘さんが決めた「いらない物」。大きなおままごとセットも


今回の見直しで、娘さんがいらないと選んだものはこんなにもたくさん。中には、大きなおままごとセットも。子どもがおままごとをあまりしなくなったな、と感じていたもののSさんはそのままにしてしまっていたのだとか。

遊び道具を手放す判断は難しいですが、子ども自身に聞いてみるのが一番ですね。


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Before: 使われていないおままごとセットがスペースを取っていたキッズスペース


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After: すっきりとしたキッズスペースに変身


いらない物を取り出して、娘さんのお気に入りの物ばかりになったキッズスペース。

物を整理したことで、どこに何があるかわかりやすくなり、使い勝手も増しました。
日々いる物といらない物が変化するキッズスペース。快適に遊んだり勉強したりしてもらうためにも、子どもと一緒に見直しにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。




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■お話を伺った方
金内朋子(かねうちともこ)さん


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整理収納コンサルタント・2級認定講師
首都圏を中心にクライアント宅での整理収納支援サービス提供、講座・教育機関にて保護者向けセミナー、雑誌やwebのコラムやメディア出演など、幅広く活動中。3LDKのマンションに子供4人と夫の6人暮らし。2014年ESSE「収納インテリアグランプリ」大賞受賞。2015年ワニブックス社「散らかし屋さんが片付けたくなる部屋のつくり方」を上梓。元片付けられない経験を活かし、多くの片付けられない人の共感を呼んでいる。

オフィシャルサイト: ヘヤコト


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