集英社は23日、歴史をまんがで楽しみながら学べるロングセラーシリーズ「学習まんが 世界の歴史」全18巻を22年ぶりに全面リニューアルし、10月4日に発売することを発表した。
「少年ジャンプ」シリーズを出版する同社らしく「全18巻の表紙イラストは、集英社のまんが誌で活躍する人気まんが家たちが、各巻の時代を象徴する人物を描き下ろします」と説明。「キングダム」の原泰久氏が1巻でエジプトの「ラメス2世(ラムセス2世)」、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦氏が10巻で「ナポレオン=ボナパルト」を描くなど、人気漫画家のタッチの歴史的人物が楽しめる。
ほか「アシガール」の森本梢子氏が4巻で「スレイマン1世・アクバル」、「アオハライド」の咲坂伊緒氏が8巻で「エリザベス1世」、「ROOKIES」の森田まさのり氏が12巻で「孫文」「溥儀」「西太后」、「SPY×FAMILY」の遠藤達哉氏が15巻で「チャーチル」と「ヒトラー」、「イノサン」の坂本眞一氏が16巻で「ガンディー(ガンジー)」を描いている。
改訂版は2026年に創業100周年を迎える集英社の創業100周年記念企画の一環として行われ、これまでの大判のハードカバーから、コンパクト版のソフトカバーに仕様を変更した。ロシアによるウクライナ侵攻や、パレスチナでの軍事衝突など、最新の世界情勢も掲載している。