トミーズ雅（64）が20日、MBSテレビ「せやねん！」（土曜午前9時25分）に生出演。自身の住宅ローンにまつわる経験談を語った。
この日の番組では、自身の預金通帳を確認するかという話題に。NMB48キャプテンの小嶋花梨（24）は、「3日に1回見てます。焦りとかです。『もっと稼がなきゃ』とか…。3日じゃ変わらないんですけど、気持ちがね。『よし頑張るぞ』って思える」と語った。
すると、トミーズ健（64）が「住宅ローン組んでみ？ 組んだその後、どれだけ夜中に通帳見るか。『あと30年間返済せなアカン。いけるかな』って…」と渋い顔で返した。
これに、雅も「俺、怖くて夜中に何回も起きたもん。怖いで…」とうなずくと、「お金も全然ないのに、吉本に1億3500万円の家を建てろって言われた。俺、（貯金が）700万円しかないねんで」と、住宅ローンを組んだ当時を振り返った。
雅は住宅の購入には消極的で、賃貸住宅でいいという考えだったが、当時のマネジャーから「そんなことしてたら仕事せえへんやろ」と言われたという。
「『金はなんぼでも用意したるから家建てろ』って言われて喜んで建てたら、（お金を）返さなアカンやん。銀行に9000万円、吉本に3200万円…1億2200万円借金して。100万円返済が次の月から始まって、夜中に何回も起きた、怖くて。仕事っていつなくなるか分からんやん」
不安を抱えながら返済する日々が続いた。
だが、その後「そんなギラギラした目をした必死のパッチの男が、子どももできたし…破産してる場合ちゃうやんか。（だから）仕事が減らへんねん」。
ローン返済のため、真面目に仕事に取り組むようになったことを明かし、「ようできてる。働く理由にそれがいるねん、芸人は特に…」と、改めてマネジャーの考えに感心していた。
