絵本の中にも落語のお話を絵本にした「落語えほん」というものがございます。

絵本のひとつのジャンルといっていいくらいの数でございます。ブームというより定着していると言った方がよろしい位でございます。それほど、人気なのでございます。

中でも有名なのが、人気絵本作家の川端誠さまの「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でございます。1994年に刊行された「ばけものつかい」以来、「まんじゅうこわい」「じゅげむ」など全15巻でております。かるく累計100万部を超えております。

これ以外にも、数々の出版社から落語えほんが刊行されております。古典だけではございません。人気落語家さまが文を担当、人気絵本作家さまが画を担当された新作落語の絵本もございます。

「落語絵本6 めぐろのさんま」(作・絵:川端誠 出版社:クレヨンハウス)

ちなみに、川端さまの仕事場には、何百枚という落語のCDが置いてあり、絵を描く時のBGMにされているんだとか。そんな川端さまは、落語えほんの難しさ、特徴について、「絵本は落語と違って文章や絵が目に見えるので、それを踏まえてちゃんと組み替えないといけない。オチでちゃんと笑えるようにしないといけないのが大変」とおっしゃっております。

ということなので、落語を知っていても、改めて絵本で観てみるとまた違った楽しみ方ができるのでございます。落語ファンの大人にも、それほどでもない大人にもオススメでございます。一度、ご体験頂きたいのでございます。

そんななか、今度は「講談えほん」をブームに、定着させようと立ち上がったお方がいらっしゃいます。その名も、神田松之丞さまでございます。

今、テレビ、ラジオでも大注目の講談師でございます。キャッチフレーズが、“今、最もチケットが取れない講談師”でございます。

モデルの滝沢カレンさまとの深夜番組「松之丞カレンの反省だ!」(テレ朝系)が10月からレギュラー化いたします。さらに、「徹子の部屋」(テレ朝系)、「情熱大陸」(TBS系)へのご出演も決まっております。今、エンタメ界でもっとも旬な男でございます。毒舌でもナンバーワンでございます。

そんな松之丞さまが、「日本の伝統芸能である講談の話を子供たちに伝えたい」

と企画、初の絵本監修に挑戦したのが、「講談えほん全6巻」でございます。

講談社創業110周年記念企画でございます。ちなみに、講談社のその社名も、講談に由来しております。

第一弾が、11月に刊行されます。ラインアップは、「西行『鼓ヶ滝』」、「大岡越前『しばられ地蔵』」、「宮本武蔵『山田真龍軒』」でございます。

ちなみに、絵を担当するのは、山村浩二さま、北村裕花さま、飯野和好さま、いずれも絵本ファンにはたまりまセブンな人気絵本作家の面々でございます。

こちらも是非一度、ご体験くださいませ。

(文:絵本トレンドライター N田N昌)

情報提供元:マガジンサミット
記事名:「神田松之丞が参戦! 落語えほんの次は講談えほんブームが…