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【動画】注目女優・越後はる香に独占インタビュー‼10代の繊細な心情を描き出す映画『暁闇(ぎょうあん)』


YouTube動画:https://youtu.be/kec1_aYR_2w

7月20日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開される映画『暁闇(ぎょうあん)』。“大人への失望”“親への憎悪”“誰ともつながれない寂しさと疎外感”など、それぞれに闇を抱えながら、音楽を通じてつながりあう3人の中学生。友情でも恋愛でもなく、ただ互いの孤独を共有しあう少年少女たちを描いたセンセーショナルな内容の青春劇になっています。さらに、MOOSIC LAB 2018 長編部門にて準グランプリ・男優賞(青木柚)を受賞した上、韓国の全州(チョンジュ)国際映画祭のワールドシネマスケープ部門でもインターナショナル・プレミア上映を果たし、色んな意味で注目の本作。

その透明な関係性を瑞々しく描きだすのは、これが初の監督作となる新星・阿部はりか監督。本作は、インターネットを通してカルト的な人気を誇る LOWPOPLTD.の音楽からインスパイアを受け、映画監督×ミュージシャンのコラボ映画祭「MOOSIC LAB」のために制作。また『少女邂逅』を手がけた平見優子による撮影が、闇を照らすひとすじの光のように、陰鬱さのなかに幻想的な風景をつくり出しています。音楽と映画との出会いから誕生した、孤独な少年少女たちの静かで美しい青春映画なんです。

そこで今回は、本作に出演している越後はる香さんに【独占インタビュー】を敢行‼ 越後はる香さんは、2000 年生まれ、兵庫県出身の19歳。2017 年より本格的に女優として活動開始。「ブラック・リベンジ」(17/NTV)や「FINAL CUT」(18/CX)、WOWOW ドラマ「イノセント・デイズ」(18)など話題作に次々と出演。2018 年に『明日に架ける橋 1989 年の想い出』で映画初出演を飾り、主人公の少女期を熱演したことでも話題を集めました。

今回のインタビューでは、作品の感想や役作りの仕方、現場の雰囲気など、本作の魅力を語って頂きました。

ドカント 7月号 (2018年06月16日発売)
Fujisan.co.jpより

 

映画『暁闇(ぎょうあん)』

中学3年生のコウ(青木柚)は、何に対しても無気力な少年。同じ中学で教師を務める父親が生徒たちからいじめられる様子を無関心な態度で眺め、恋人のトモコ(若杉凩)との間にもどこか距離がある。別の中学に通うユウカ(中尾有伽)は、学校が終わると、いつも街をふらふらしては見知らぬ男たちとつかのまの関係を持っている。ユウカの同級生サキ(越後はる香)は、不器用にすれ違う両親の狭間で、行き場のない悲しさを抱えていた。そんな3人をつなぐのは、夜中にインターネットで公開されるある音楽。実はコウが作曲し匿名で公開していたその音楽が、ユウカとサキの心の拠り所になっていた。

だが、ある日をきっかけに、コウはこれまでインターネットに公開していた楽曲をすべて削除してしまう。ショックを受けるユウカだが、そのときようやく、同級生のサキも自分と同じ曲を聴いていたことに気づく。ふたりは、誰がこの音楽をつくっていたのか、なぜ一夜にしてすべてを消してしまったのかを探り始める。そうして、渋谷の廃ビルの屋上でユウカとサキはコウと出会う。

夏休み、相変わらず居場所のない3人は自然とこの廃ビルに集うようになる。彼らは自分について語ることもなく、ただ互いの孤独を共有し、しばしの休息を楽しむ。けれど現実は、少しまた少しと、彼らを逃げ場のない場所へと追い詰めていく......。

中尾有伽/青木柚/越後はる香

若杉凩/加藤才紀子/小泉紗希/新井秀幸/折笠慎也

卯ノ原圭吾/石本径代/芦原健介 / 水橋研二

監督・脚本・編集:阿部はりか 音楽:LOWPOPLTD.

撮影:平見優子|助監督:菅沼絵美

制作担当:伊藤希紗|照明:山口峰寛|録音:浅井隆、五十嵐猛吏

衣裳:藤井澪|ヘアメイク:田村友香里|スチール:飯田エリカ|企画:直井卓俊

©2018 Harika Abe/MOOSIC LAB

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