普通に生活していると、時折「これなんだ?」という素朴な疑問が湧き出ることがあります。最近、JRの車内アナウンスで「JKなんちゃら」という言葉が耳につきました。車内モニターをよく見ると、JR各駅にそれぞれアルファベット+数字が割り当てられていて、次に停車する駅のアルファベット+数字を読み上げていたことに気付きます。

「今更?」という突っ込みもあるかもしれませんが、「これなんだ?」ということで、調べてみると……“駅ナンバリング”だということが判明しました。米国の高速道路も「I-95」とかのナンバリングが施されています。ちなみに、「I」は州をまたぐという意味の「Interstate」の頭文字、「95」という奇数は、南北縦に走る高速道路に割り当てられます。

JR東日本によれば、「2020年の東京オリンピック開催を見据え、主に訪日外国人旅行者」向けの導入だそうです。外国人旅行者にとっては日本語という言葉の壁は高いので、日本語の駅名よりもアルファベット+数字で行き方を聞いたほうが楽なのは確かです。出川哲朗さんじゃありませんが、日本人が外国旅行した際も、目的の駅やバス停などの英語名を正確に発音するより、アルファベッ+数字で行き方を聞いたほうが楽だというのは簡単に想像できますからね。

でもって、アルファベットが割り当てられた首都圏の各線がこちら。

JT:東海道線
JO:横須賀線・総武線快速
JK:京浜東北線・根岸線
JH:横浜線
JN:南武線
JI:鶴見線
JY:山手線
JC:中央線快速・青梅線・五日市線
JB:中央線・総武線各駅停車
JU:宇都宮線(東北線)・高崎線
JA:埼京線
JJ:常磐線快速
JL:常磐線各駅停車
JE:京葉線
JM:武蔵野線
JS:湘南新宿ライン

常磐線快速は「JJ」ですか。女性ファッション誌か、アフリカ系アメリカ人のストリートネームを真っ先に連想してしまいます。埼京線は「JA」って……。農家の人は混同しそうです。中央線の「JB」は、個人的には=ジェームス・ブラウンになってしまいます。

各線のアルファベットの後に、駅それぞれに数字が割り当てられていて、外国人旅行者にとっては「ここで降りたい」という時に非常にわかりやすいものになっているとは思います。ただ駅名がわかりやすくなっただけで、“どの駅で何番線のどこどこ行きに乗り換えて”といった路線の複雑怪奇さはそのままな点が気になるところではあります。

JR東日本だけでなく、東京メトロ、都営地下鉄、東急、京王、小田急、京成、新京成、東武、西武といった首都圏の主要鉄道会社は軒並み「駅ナンバリング」を導入しています。ただし、アルファベット+数字の割り当て方が鉄道会社ごとに微妙に違うので、逆に外国人旅行者がとまどう一因になりそうな気がしたりもします。“駅ナンバリング”の存在価値については、それこそ数千、数万単位のサンプル数の訪日外国人旅行者を対象に、実際の利用価値について調査してみないことにはわかりませんね。

以上、電車の駅それぞれについているアルファベットと数字ってなんだ?という素朴な疑問の回答は、「駅ナンバリング」でした。

※画像とソース:
https://www.jreast.co.jp/press/2016/20160402.pdf
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1801_number.pdf

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情報提供元:ガジェット通信
記事名:「素朴な疑問:電車の駅それぞれについているアルファベットと数字ってなんだ?