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テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』スピンオフ企画、ジョージ・R・R・マーティンが新たな詳細を明かす



テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の舞台裏にいるジョージ・R・R・マーティンが、米ケーブルテレビ局HBOによる次の企画の計画について自身のブログへ投稿した。


5月初めに、4人の脚本家が同シリーズのスピンオフ企画のパイロット版を手掛けていると発表したにもかかわらず、マーティンは、5番目の物語が開発中であると述べた。


マーティンは、「私がロサンゼルスに到着した際、我々は開発中の脚本を4本持っていたが、私が去る際には5本となった」「オリジナルの4人に、我々は5人目を加えた」と、記した。


すでに発表されている4人の脚本家は、マックス・ボレンスタイン(映画『キングコング:髑髏島の巨神』)、ジェーン・ゴールドマン(映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』)、ブライアン・ヘルゲランド(映画『レジェンド 狂気の美学』)、カーリー・レイ(テレビシリーズ『MAD MEN マッドメン』、テレビシリーズ『LEFTOVERS/残された世界』)だ。マーティンは、5人目の名前を明かさなかったが、彼自身、そして『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズの専門家であるエリオ・ガルシアとリンダ・アントンソンは別として、「私は、彼ほどウェスタロスを知り、愛している人を知らない」と、記した。


マーティンは新作がどういったストーリーになるかどうか明かさなかったが、サー・ダンカン・ザ・トールとエーゴン・ジ・アンライクリーの冒険とロバートの反乱を描くという、ファンによる2つの説を否定した。


マーティンは、「我々はダンクとエッグの物語を手掛けていない。結果的に言えば確かに私はそれがいいと思うし、君たちの多くもそう思うだろう。しかし、私はこれまでに3冊を執筆して出版しただけだし、少なくとも7冊、あるいは8冊か10冊以上を書きたいと思っている」と記し、「我々はロバートの反乱も手掛けない。何千人ものファンがそれを描くことを望んでいると知っているし嘆願があるのも承知している…しかし、私が『氷と炎の歌』を書き終えるまでに、君たちはロバートの反乱の中で起こった重要な出来事をすべて知るだろう」と、綴った。


マーティンは、開発中の新たなパイロット版の脚本がスピンオフと呼ばれることにも言及した。「我々は、キャラクターが1つの番組から別の番組に出演する『Joey ジョーイ』や『AfterMASH(原題)』、『そりゃないぜ!? フレイジャー』や『事件記者ルー・グラント』のような作品の話をしているのではない」「議論されている全てのコンセプトが、続編ではなく前日譚だ。いくつかはウェスタロスを舞台にしないかもしれない。スピンオフや前日譚ではなく、後継番組という言葉を好んでいる。私はそう呼んでいる」と、記した。


『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7は、7月16日に初放送する。


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