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野菜を時短でプラス!冷凍保存もできる、自家製ミックス野菜3選



忙しいときほど、野菜を調理する機会は減りがちです。野菜は毎日必ず食べたいけれど、毎食下ごしらえして使うのは大変…そんな悩みを抱えている方におすすめなのが、ミックス野菜の“作りおき冷凍”です。今回は、料理研究家の高城順子先生に、ストックしておくと便利な冷凍野菜ミックスを3種類教えていただきました。時間があるときに作っておけば、使いたいとき、手軽におかずを1品作れてしまう優れもの。時短調理はもちろん、冷凍すると意外な効果があるものも!

下味をつけて冷凍!ごろごろミックスベジ



彩り豊かな野菜を1㎝角くらいの大きさにそろえて切り、サッと炒めたミックス。下味がついているので、凍ったままお米と一緒に炊けばピラフが、ブイヨンで煮ればスープが簡単に作れます。


材料


タマネギ、にんじん、さやいんげん、パプリカ(赤・黄):各適量


作り方



野菜は洗って水気をよく拭き取り、タマネギ、にんじん、パプリカは1㎝の角切りにする。さやいんげんは1㎝長さに切る。


フライパンにサラダ油を熱し、にんじんを炒める。表面の色が少し変わったら、タマネギを加えて炒める。タマネギが透き通ってきたら、パプリカとさやいんげんを加えて炒め、油を全体にからめる。塩少々をふり、全体を炒め合わせる。


容器に移して冷ます。完全に冷めたら、冷凍用保存袋に平らになるように入れ、空気を押し出して密封し、冷凍庫で保存する。

使うときは


凍ったまま調理できます。

生のままでも冷凍できますが、調理時に火が通りにくいので、下炒めをしておく方がラクになります。生で冷凍する場合は、少し小さめに切ると良いでしょう。 おすすめの調理例:チャーハン、ピラフ、スープなど

うまみがアップ!きのこミックス



シイタケやしめじなど、お好みのきのこをカットするだけの簡単ミックス。きのこ類は冷凍しても風味が落ちないどころか、うまみがアップします。ソテーやホイル蒸しなど、きのこが主役のおかずが時短で作れますよ!


材料


シイタケ、しめじ、えのきだけ:各適量


作り方



きのこ類は水に濡らしたキッチンペーパーで表面を拭き取り、石づきを切り落とす。シイタケは5~8㎜の薄切りにする。しめじは小房に分ける。えのきだけは食べやすいサイズにほぐす。


容器に入れて均等に混ぜ合わせ、冷凍用保存袋に入れて密封し、冷凍庫で保存する。

使うときは


凍ったまま加熱します。

おすすめの調理例:ワイン蒸し、野菜炒め、バターソテーなど

密封するときは空気を抜く


隙間に空気が入ったまま冷凍すると、霜がついて日持ちが悪くなる原因になります。できるだけ空気を押し出すように密封しましょう。

じゃがいもは茹でて保存!アレンジ広がるマッシュが便利



じゃがいもは、生のまま冷凍すると食感が悪くなりますが、茹でたものなら冷凍OK!さらに、マッシュして下味をつけておけば、コロッケに、スープに、ポテトサラダに…と、いろいろな料理に使えます。


材料


じゃがいも、バター:各適量


作り方



じゃがいもは皮をむき、丸ごと茹でる。熱いうちにボウルに入れてマッシャーでつぶす。


丸ごと茹でてホクホクに!


ホクホクした食感を出すには、皮つきのまま丸ごと、または皮をむいて2等分か4等分に切って、大きなかたまりで茹でるのがおすすめ。ラップに包んで電子レンジで加熱してもOKです。

粗めのマッシュで食感を残すと…


じゃがいもを完全につぶさず、粒が残るくらいにしておくと、コロッケやポテトサラダに食感が出ます。裏ごししておくと、牛乳でのばすだけでなめらかなポタージュスープができます。

バターを加え、じゃがいもの熱で溶かしながらゴムベラで全体になじむように混ぜ合わせ、冷ます。


完全に冷めたら、使いやすい量に小分けしてラップでぴったり包む。冷凍用保存袋に入れて密封し、冷凍庫で保存する。

使うときは


凍ったまま加熱します。

おすすめの調理例:コロッケ、グラタン、ポタージュスープ、付け合わせのマッシュポテトなど


冷凍ミックスは、1カ月を目安に使い切りましょう。作り置きしておくと、使う分だけ取り出せて、凍ったまま調理できるので、日々の時短調理に役立つこと間違いなし。使いきれなかった野菜の保存テクニックとしてもぜひ活用してくださいね。

高城順子


料理研究家・栄養士


女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。

入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る料理や、化学調味料を使わない素材を生かした家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。


最終更新:2017.12.27


文:KWC

写真:菅井淳子

監修:高城順子、カゴメ


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