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『スッキリ』“原爆の日”の扱い小ささに批判殺到「日本人として寂しい」「短すぎる」


 2020年8月6日は、広島に原爆が投下されて75年目。8月6日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、広島平和式典の様子を取り上げたが、ネット上で「短すぎる」「ガッカリ」と批判の声が集まっている。


 広島原爆の日は、8月9日の長崎原爆の日や8月15日の終戦記念日と合わせて、日本人が“忘れてはならない日”と言われている。式典では、それぞれ原爆が投下された時刻に合わせて原爆犠牲者や戦没者への冥福と平和祈祷の意を込めての1分間の黙とうを捧げており、全国各地で同時刻に黙とうを捧げる人も多くいる。


「ニュース番組では毎年必ず取り上げられる話題なのですが、『スッキリ』で放送されたのはほんの数十秒。1分にも満たず、MCを務める加藤浩次(51)やハリセンボン・近藤春菜(37)などからのコメントも一切なし。ネット上では『ほかに削れる部分があっただろ!原爆の日の報道があれだけなのはがっかり』『大事な日なのに、扱いがひどすぎる』『原爆式典の映像、サラっと流し過ぎだろ』と批判の声が集まっていました」(芸能ライター)


 広島原爆の日のニュース直前に、レバノンで8月4日に起きた大規模な爆発の様子を特集していたことについても「レバノンの爆発事故と原爆の日をつなげて放送するなんて……」と非難する声も出ている。


「レバノンで発生した大爆発の様子を報道するのはいいとして、その直後に広島平和式典を取り上げたことで“爆発”から“原爆”を連想させてしまった人がいたようです。また、レバノン大爆発は約15分の特集を組んで報道されていたのに対し、原爆のニュースが1分未満だったことにも『日本人として淋しいね』『時間をさけないのなら、せめて黙とうの時間に合わせればよかったのに』と不満の声も見受けられました」(同)


 さらに『スッキリ』は、レバノン大爆発に遭遇したというレバノン在住のジャーナリスト・重信メイ氏(47)に取材を行っていたが、この人物を巡りネット上では物議も巻き起こっている。


「ジャーナリストを紹介するにあたり、番組は『現地ジャーナリストで元日本赤軍のリーダー・重信房子受刑者を母にもつ重信メイさん』と紹介したんです。日本赤軍といえば、1970年代から1980年代にかけて活動していた国際テロ組織で、テロ事件により多くの死傷者を出しています。そのため、ネット上では『今、日本赤軍って言った?』と引っかかる人が続出。一方で、『ジャーナリストってだけでいいのに、わざわざ受刑者の母の名前出す必要ある?』『親の罪に子は関係ないのに、日本赤軍・重信房子の娘として紹介する意味は?』という声もあがり、物議が巻き起こっていました」(同)


 過去の出来事を風化させないように、次世代に継承していくのも報道の役割のひとつ。報道番組として何を伝えなければならいのか、このあたりで一度初心に立ち返ってほしいものだ。

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