正しいスキンケアの順番

スキンケアの基本的な流れとしては、まず洗顔で肌をキレイにした後、基本的には肌に浸透させたいものの順番で利用し、最後に肌に蓋をして浸透させた成分や水分が蒸発しないようにするという形になります。
肌に浸透させたいものとしては「化粧水による水分」「美容液の美容成分」が主要なもので、肌に蓋をする役割としては乳液やクリームに含まれる油分が主要となります。

化粧水と乳液の役割

化粧水はその成分の殆どが水となっていて、そこに微量の美容成分やヒアルロン酸などの保湿成分が含まれているものが多いです。
基本的には洗顔や入浴などによって乾燥してしまった肌に対し、まず水分を補給させるという役割が強く、そのためケチらずにたっぷり使う事が推奨されやすいケアアイテムです。
中には保湿成分の割合が多いようなものもありますが、基本的には化粧水だけだと保湿効果が弱く、時間経過とともに再度水分が蒸発してしまうため、他のコスメをその後に利用する事が必要となります。
日本では化粧水によるケアが重要視されやすいですが、国によってはあまり利用していない所もあるようです。

乳液は肌に油膜を作り水分の蒸発を防ぐ

一方、同じように水分が多く見えても、乳液は乳化された脂分のため、肌に利用する事で膜を張って、肌から水分が蒸発するのを防ぐ役割が中心です。
膜を張るものとしてはクリームなども同じですが、乳液は液体化しているため細かい部分にも均一に塗りやすく、伸ばしやすいというメリットがある反面、保湿効果としてはクリームよりも劣りやすいという面があります。

化粧水と乳液の効果的な付け方

以上のように、化粧水は洗顔や入浴後の水分補給。そして乳液は補給した水分の維持という役割ですので、まず化粧水をたっぷり利用した後、乳液を顔全体に万遍なく利用するという付け方が、最も効果的だと言えます。
また、乳液によって作られる膜は水分の蒸発を防ぐとともに肌表面を塞ぐという意味でもあるため、美容成分などが配合されていてもあまり浸透はしなくなりますので、美容成分の浸透を目的としたようなケアは全般的に乳液を付けるまえに利用した方が良いでしょう。

オイルや美容液を付けるタイミング

スキンケアコスメの中には化粧水や乳液の他、オイル系のケア用品や美容液があります。
これまでに紹介している通り、乳液は美容成分の浸透を妨げる働きとなってしまうため、美容成分を肌に浸透させる目的の美容液は、原則として乳液より前につけたほうが良いでしょう。
美容液と化粧水をつける順序については商品によっても異なりますが、より多く浸透させたいものを先に利用し、逆にいきなり肌に付けると刺激となるようなビタミンC誘導体などは、化粧水よりも後に利用する方が安心です。

オイル系のコスメについては殆どが保湿を目的としたものですので、乳液の代わりに使うというようなイメージ。油分系のコスメを使いすぎてもあまり肌には良くないので、どちらか肌に合う方を利用する形で良いでしょう。

目的に合わせて変わるスキンケアの順番

以上が基本的な付ける順番となりますが、化粧品によっては例えば先行型乳液などのように、順番を入れ替えて使う事を推奨しているものもあります。
先行型乳液というのは、洗顔後最初に利用する事を推奨している乳液の事で、肌に対して水分を補給する際には単純に水分を足すのではなく、肌に存在する保湿成分に近いものを入れた方が良いという考えから作られている乳液タイプの保湿剤。
肌に存在する保湿成分と近いのであれば、確かにそれを一番最初に利用した方が、肌への負担も少なく保湿が行えます。
スキンケア用品は日々進化をしているため、本当に良い利用の仕方も変わっています。それぞれの特徴をしっかりと見極め、最適なタイミングで利用するようにしましょう。

情報提供元:女美会
記事名:「化粧水と乳液はつける順番が大切。スキンケアコスメの使い方