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Microsoft、VR・AR統合開発環境をGDC2017で開発者に配布することが判明


海外メディアMSPoweruserは、2017年1月19日の記事において、MicrosoftがVR・AR統合開発環境をリリースすることを報じた。


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ついに姿を見せるWindows 10のVR・ARプラットフォーム


同メディアによると、Microsoftが運営している開発者向け動画共有サイトCannnel 9に2017年1月13日付けで投稿された動画において、Windows 10で動作するVR・AR統合開発環境を発表する、という発言があった。


具体的には、すでに同社が開発版とエンタープライズ版をリリースしているHololensアプリ、およびWindows 10で動作するCES2017で各メーカーが発表したVRヘッドセット対応アプリの両方の開発に対応した環境をリリースする、とのことだ。


そのリリース時期なのだが、2017年3月はじめにアメリカ・サンフランシスコに世界のゲーム開発者が集うGDC2017において配布されるようだ。だがしかし、実際に同開発環境が使えるようになるのは、2017年4月に予定されているWindows 10の大型アップデート「Window 10 Creators Update」が実施されてからとなる。


VR・AR市場奪回に向けて布石を打ち続けるMicrosoft


PC市場では圧倒的なシェアを誇る同社ではあるが、検索エンジンとスマホ市場では覇権をとることができなかった。そんな同社は、VR・AR市場で覇権を奪回すべく昨年から着々と準備を重ねている。


本メディアが報じているMicrosoftの動向を振り返ると、OculusRiftおよびVIVEの約半額の$300〜400のVRヘッドセットをwindows 10でサポートすることを昨年に発表しており、実際、先日行われたCES2017において、Lenovoが廉価版VRヘッドセットの開発を表明している。


PCなしに動作するスタンドアローンなハイエンド型VRヘッドセットが実用化されていない状況化で、Windows PCという揺るぎないプラットフォームを運営しているMicrosoftは、短期間でVR市場の勢力図を塗り替えることができるポテンシャルを秘めている。


加えて、Hololensを開発している同社は、スマホを使わないハイエンド型ARデバイス市場で先行しているのは周知の通りである。


Microsoftは、2017年のVR・AR市場におけるキープレイヤーであることは間違いないだろう。


VR・AR統合開発環境をGDC2017で配布すると報じたMSPoweruserの記事

https://mspoweruser.com/microsoft-to-ship-windows-holographic-developer-kits-at-gdc-2017/


上記メディア記事のソースとなったmicrosoftが運営する動画共有サイトChannel 9の動画ページ

https://channel9.msdn.com/Shows/This+Week+On+Channel+9/TWC9-Kicking-off-the-year-with-CES-Windows-Holographic-VR-headsets-Windows-Developer-Day-and-more?WT.mc_id=dlvr_twitter_ch9


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