IDC、VR/AR市場は2020年まで年率約180%で成長し、1620億ドル市場になると発表

海外メディアVRFocusは、2016年8月28日の記事において、調査会社IDCが発表したVR/AR市場予測を紹介した。

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同メディアは、アメリカ・ビジネスブログCFOの記事を引用して、国際的調査会社IDC(International Data Corporation)が発表したVR/AR市場予測を報じた。

発表された市場予測によると、VR/AR市場は2020年には現在の市場規模である52億ドルから1620億ドルまでに成長すると見込まれ、この成長予測を年率成長率に換算すると年率181.3%となるとしている。

同予測は、さらに今年の「ポケモンGO」の成功にも言及しており、同ARアプリは現時点で2億5000万ドルを売上げ、今年末には売上げが10億ドルに達するとしている。

IDC幹部のChris Chuteは、VR/AR市場の勃興に関して次のように述べている。

「何年ものあいだ、VRやARといったものはSFのなかで語られるものでしかありませんでした。

しかし、スマートフォンの進化によって安価なモバイル型VR/AR機器が実現したことで、VR/AR市場が新市場として誕生し、コンテンツも増えたのです。」

また、同社VR/AR機器部門の幹部Tom Mainelliによれば、VR/AR市場の拡大はVR/AR機器のさらなる価格低下を招く、とのこと。

市場予測では、「VR/AR市場はまだ誕生したばかりなので、2020年までは世界のどの地域においても最低で年率100%の成長が期待できる」という内容で終わっている。

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