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ゲームとストーリーを融合した新感覚のVR体験「Luna」が10月18日にリリース



インディーゲーム企業のFunomenaによるVRコンテンツ「Luna」が登場した。本作はアニメ調の幻想的な世界観を舞台に、ゲームやストーリーなどの要素を盛り込んだ体験重視型のVRコンテンツだ。


HTC Vive、OculusRift、Windows MRヘッドセットでのプレイにも対応しており、10月18日のリリースを予定している。


概要


PS3タイトル「風ノ旅ビト」のプロデューサーが制作に参加


本作は2012年に発売されたPS3タイトル「風ノ旅ビト」のプロデューサーであるRobin Hunicke氏と、彼の仲間の開発者であるMartin Middletonが制作に参加している。


両者は2013年にゲームスタジオであるFunomenaを設立しており、VR/ARを活用した複数のコンテンツを開発している。


同社はARコンテンンツの開発にも参加しており、モバイルAR用ミニゲームである「Woorld」をリリースしている。これはグーグルのARプラットフォームであるTangoで動作するアプリで、LenovoのPhab 2 ProなどのTangoに対応したスマートフォンでプレイできる。


ストーリー


「Luna」はアニメ調の、ファンタジックで幻想的な世界観が特徴のVRコンテンツだ。本作のデモを体験したRoad to VRの記者によると、「Luna」はゲームというよりもVR体験と呼ぶほうがふさわしい、とのことだ。



本作は以下のようなストーリーに沿って展開する。


『Luna』は、おとぎ話の国に命を蘇らせる、魔法のお話です。


静かな夏の夕暮れに、恐るべき神秘の歌が響き渡りました。雄大なフクロウの呼びかけによって、衰えゆく月の最後の欠片を、とある鳥が飲み込むと、突然の嵐が呼び起こされて新しい居心地の良い巣から鳥は吹き飛ばされてしまいました。


本作では、鳥がふたたび住み慣れた住処に帰るまでの過程が描かれる。ゲーム性とストーリー性を融合した新感覚のVR体験がプレイ可能だ。


インタラクション性を重視したコンテンツ


「Luna」では、プレイ中に様々なゲーム的なコンテンツをプレイできる。たとえばパズルを解いたり、ミニチュアの世界を構築したり、隠れたクチーチャーを探したりすることができる。


また、ゲーム中に登場する生きたテラリウムを配置したり、カスタマイズしたり、触れあうことができる。RPGやFPSのようにゴールやミッションをクリアすることよりも、作品の世界観と触れ合うことを重視しているという点で、ゲーム性よりも体験性やインタラクション性を重視したコンテンツといえる。



リリース予定


Funomenaによると、「Luna」は10月18日から配信を開始する予定で、HTC Vive、OculusRift、そしてWindows MRヘッドセットにも対応する。


価格は現在のところ未公表だが、Steamにてダウンロードが可能だ。


VRアニメーションがもたらす新しい視聴方法


昨今、様々なVRアニメーション作品がリリースされているが、そのうちのいくつかはプレイヤーがコンテンツの進行を操作できたり、視聴中に様々なアクションを行うことができるタイトルが登場している。


従来、映画やアニメーションは視聴者が受動的に鑑賞するものだったが、VRの登場によって、視聴者がコンテンツの内容を操作できたり、視聴中にゲームをプレイできるなどの機能が登場している。


VRを用いたアニメーションでは、これまでにない新しい視聴方法が生み出されつつある。ここでは、視聴者が様々な操作を行うことができるVR作品をいくつか紹介する。


「Manifest 99」



VRアニメーション「Manifest 99」では、視聴者はVRを通して作品の世界に没入できるだけでなく、視聴者自らがコンテンツを操作して物語を進めるというシステムが導入されている。


本作の舞台となるのは死後の世界で、プレイヤーは死後の世界を走る不思議な電車に乗り込んで、同乗する様々なキャラクターたちが終着地点までたどり着けるようにアシストするという、ミステリアスで幻想的な内容だ。


「Manifest 99」は、視聴者がコンテンツの進行を操作できる点が特徴だ。操作は視線を用いて行い、車内にいるそれぞれのキャラクターたちに視線を合わせると、それぞれのキャラクターたちの身体にプレイヤーが乗り移り、そこからキャラクターの主観視点の物語を体験するという仕組みだ。


「So Let Us Melt」



「So Let Us Melt」は1,000万年後の遥か彼方の未来の地球を描くVRアニメーションで、「Custodian 98」というロボットが主人公だ。


Custodian 98には妹と弟がいて、新しい世界を建設する任務に就くという、SFとファンタジーを融合したようなストーリーが特徴だ。


「So Let Us Melt」の開発スタジオによると、本作は「インタラクションが可能なアニメーション映画」とのことで、ユーザーが作品の展開を操作することができる。視聴者がコントローラー操作によって作品の展開を操作できるようだ。


「Raising A Rukus」



「Raising A Rukus」はファミリー向けのアクション、アドベンチャー作品だ。


主人公である双子の兄弟、AmyとJonas、そして彼らのペットであるやんちゃな性格の犬、Rukusが有史以前の恐竜時代にタイムスリップする。


本作には”Branching Narrative”という、ユーザーの選択によって物語の進行が変化するシステムが採用されている。


物語の特定の部分において、AmyもしくはJonas、どちらかのキャラクターの冒険を選ぶことが可能で、「Manifest 99」と同様、視線操作で選択肢を選ぶことができる。


参照元:Road to VR ‘Luna’ to Launch October 17th on Rift, Vive, and Windows VR


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