人間と暮らしている歴史の長い猫。
人間と暮らすなかで雑食化してきた、とも言われていますが基本的には猫のからだの造りは肉食です。
野菜や植物を食べられないわけではありませんが、人間とは違い食べてはいけない植物や野菜が実はかなり多いのです。

私たち人間がかなり身近に家で育てている植物や、人によっては毎日食べるような野菜も猫にとっては危険なことがあるといいます。
どんな植物や野菜に気をつけながら猫と一緒に暮らせばよいか、猫が中毒を起こしてしまう猫にとって危険な植物や野菜と食べてしまった際の症状をまとめました。

 

◆猫に危険な花


①ツツジ科の花
ツツジ科の花は全般的にグラヤノトキシン・ロードヤポニンと呼ばれる有毒成分が含まれています。
そのため猫が食べてしまうと、よだれが出たり、嘔吐や下痢などを引き起こすようです。
また、猫がツツジ科の植物を大量に食べてしまうと嘔吐などの軽症の症状だけでなく麻痺や視力障害、血圧の低下などの命に関わる症状が出ることもあります。

猫がツツジのハナを好んで大量に食べるとは思いませんが、部屋のなかには飾らないようにした方が無難でしょう。

②スズラン
可憐で白い花をつけるスズラン。
可愛らしい姿からは想像できませんが、スズランにも植物全体に毒性があります。
猫が食べてしまうと嘔吐や下痢、心不全などの症状がでることがあるため、猫が出入りする場所には植えないように気を付けた方がよいでしょう。

③アサガオ
夏になると小学生が育てる定番の花・アサガオ。
アサガオは咲いている花には毒性はありませんが、アサガオの種と根には毒性があります。
また蔓や葉っぱにも毒性があるのだそう。
猫はアサガオの花以外の部分を食べてしまうと下痢や嘔吐、よだれを出すため、夏にグリーンカーテンにするなら別のものにした方が無難でしょう。
また、お子さんがアサガオをもって帰ってきた場合には猫がさわらない場所、行かない場所での栽培を心がけてくださいね。

④ユリ
ユリは猫のいる家では飾ってはいけないお花、NO.1とも言える花です。
猫にとっては花全体、生けている花瓶の水すら毒になるといわれているほど、猫にとって危険な花。 
猫がユリを口にしてしまうと命を脅かす危険もあります。
猫にとってユリは『毒』でしかありません。
ユリは猫のために、家には飾らないようにしましょう。
 
⑤チューリップ

あまり知られていませんが、チューリップはユリ科の植物です。
そのため、チューリップは猫にとっては毒になります。
海外ですが、実際にチューリップを誤って食べたことで猫が死亡した例もあります。
葉や花にも猫にとって毒になる成分がありますが、一番危ないのはチューリップの球根と根っこなのだそう。

今の時期からチューリップを植える人はいないとは思いますが、猫飼いはもうすぐ咲くチューリップの扱いに充分気を付けましょう。

⑥菊科
菊科の花は『皮膚接触』で猫が皮膚炎を起こすことのある花です。
仏花には必ず入っているものなので、猫のいる家庭では仏花の取り扱いは十分な注意が必要でしょう。
猫が菊を食べてしまうと嘔吐することもあるようです。

 

◆猫に危険な植物

①ナス科
あまり知られていませんが、トマトやナスなどナス科の葉や茎には毒性があります。
猫が口にしてしまうと猫に嘔吐や下痢などが起こるようです。
またトマトは赤い熟した実は猫も食べることができますが、青い実は葉や茎と同じように毒性があります。
トマトを鉢で栽培している人も多いと思いますが、猫が食べてしまわないように注意してください。

②ポトス
ポトスは簡単に増えて、手入れも楽、室内でも室外でも育つ、非常に育てやすい観葉植物です。
花屋でも取り扱いが非常に多いので育てている人は少なくないのではないでしょうか。
しかし、ポトスは猫にとっては危険な植物。
猫が口にしてしまうと、口が腫れ上がり、激しい痛みが伴います。
葉や茎に毒性があり、猫が誤飲してしまう可能性の高い植物です。
ポトスはお部屋に『ちょっとした緑』を足すのに役立ちますが、猫がいるのであればポトスは育てないようにしましょう。

③アロエ
『傷薬になる』とむかしは言われていたアロエですが、猫には『薬』ではなく『下剤』になってしまいます。
アロエの樹液に含まれるバーバロインという成分が猫には下痢の原因になってしまうのだそう。
ちょっとトゲもあり、猫が誤飲してしまう可能性は少ないかもしれませんが、アロエを育てる場合には屋外の猫が行かない場所で育てるようにしましょう。


いかがでしたか?
これだけ『猫に危険』と言われる植物があると『家では植物が飾れないのか…』と思ってしまいます。
しかし、猫にも安全な植物も結構あるんです♪
次回でご紹介しますね!

情報提供元:猫壱
記事名:「猫の行動範囲にないかチェック!猫には危険な植物リスト